心理戦・頭脳戦レースでも光った角田選手
F1モナコGP、1周目の赤旗中断により、近年には珍しい?追い抜きが見られない、心理戦・頭脳戦のレースでした。
RBは角田選手ありきの戦略?
RBは8位死守(必ずポイントを得るための)戦略でしたね。
直近のライバルであるハースはグリッド後方。
アストンマーチンも自分達よりも下の順位。
メルセデスと勝負しタイヤをダメにし、ポジションを落とすことは避ける。
少なくても8位を確保、上位が潰れたらラッキー!という考えか。
ただこれも角田選手のタイヤマネージメントをチームが信頼したからできること。
角田選手も走りで期待に応える。
以前にも書きましたが、F1はチーム戦。
チームの指示を忠実にこなし、ポイントをしっかり持ち帰る。
今回のRBの戦略は角田選手なくしては成り立たなかった。
レース終盤のペースアップ指示に「その言葉を待っていた!」ですから、ペースを上げようと思えばいつでもあげれたのでしょう。
正直、上位にメルセデスにどこまで食いつけるか、も見てみたかった気もしますし、正直角田選手も同じでしょう。
個人の利益を抑えて、チームのために戦う。
この後書きますが、例の選手には角田選手の爪の垢でも煎じて飲ませたいくらいです(笑)
モナコのモナコによるモナコのためのレース
今回の優勝は地元ルクレール選手。
母国での初勝利でポールtoウイン!
母国の初勝利はさぞ感慨深いものだったでしょう。
これで通算6勝目、え?それしか勝ってないの?って感じ。
2年ぶりの優勝は、一皮剥けるきっかけになればいいです。
中国GPまでは「今年もマックス選手かな」と思っていましたが、フェラーリ、マクラーレンと調子が上向きになり、まだまだ分からない。
現に昨年3人のみのウイナーが今年はすでに4人。
ルクレール選手、ノリス選手、サインツ選手にもまだまだチャンスはあります!
危ないヤツら
今回も?マグヌッセン選手絡みのアクシデントが発生。
正直よくペナルティが出なかったな、と思う。
そしてリーチがかかっているとは思えない走り。
そういう肝っ玉の?座った走りができるのがマグヌッセン選手といえばそうなんですが、こんなことを繰り返すと自分の立場をどんどん不利にする気がするんですけどね。
オコン選手も同様です。
たまにとんでもないことをするオコン選手。
今回も悪い癖がでました。
マグヌッセン選手、オコン選手、今回はおとなしかった?ストロール選手と少々危険な選手たち。
自分達で立場を悪くして、来年シートが・・・なんてことがなければいいのですがね。
ただその場合は身から出た錆、かな?
どうしたレッドブル?
前戦からの不調から抜け出せないペレス選手。
マックス選手もあまりにも目立たないGP。
逆にアルボン選手、ガスリー選手、サインツ選手と元レッドブルグループの選手が活躍するという皮肉。
レッドブルが不調なのか、フェラーリやマクラーレンが好調なのか?
去年とは違った展開がこれから見られそうで楽しみです!