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リカルド選手、最後のF1レースか?
ついにと言って良いのでしょうか、レーシングブルズのリカルド選手離脱、ローソン選手の起用が発表されました。
隙がなくなってきたマクラーレン
まずはシンガポールGPですが、ノリス選手がスタートを今度はばっちりと決めて、その後も圧倒的な走りを披露。
ピアストリ選手も3位となり、マクラーレンは今回は弱点だった?戦略面の失敗もなく、チームとしてのスキがなかった感じです。
対するレッドブルはマックス選手がはともかく、ペレス選手が10位に終わったのが痛かったですね。
ポイント加算が見られない状態が続くのであれば、フェラーリにも買わされる可能性がレッドブルには出てきた印象です。
今回はリカルド選手の手助けもあり、1ポイントをノリス選手から奪い取り、レッドブルは差を広げられることを少しは免れた、と思ったらそのリカルド選手が離脱するとのニュースが出ました!
人生の歯車
人生には「歯車」というものがあり、それが大小いろんなものがあると思います。
F1でもレースごと、シーズンごとの歯車があって、それがカチッと噛み合う時とそうでない時があります。
今、噛み合っているのはマクラーレンであり、ノリス選手。コラピント選手などもそうでしょう。
逆にレッドブル、特にペレス選手は噛み合っていない代表で、後半戦の角田選手もどっちかというとこちらに入りますかね。
狂い始めた歯車
リカルド選手の歯車が大きく狂い始めたのは、2018シーズンにルノーへの移籍を決めた時でしょうか。
確かレッドブルが次のシーズンから搭載するホンダエンジンに不安を持っていたとかいなかったとか。
とはいえそこからリカルド選手の歯車は明らかにマイナス方向へ動き出します。
ルノー時代にはマシンの戦力不足に見舞われ、次のマクラーレン時代はノリス選手に差をつけられてしまう。
マクラーレン時代には契約を途中で破棄される、というGPウイナーとしてはある意味屈辱も味わってしまいます。
最終的にはレッドブル離脱の一因となったホンダエンジン(本当はRBPTですが)で走るという皮肉でしかない気がします。
一度狂い始めたリカルド選手の歯車は、個人の力ではどうにもならないほど大きなモノでした。
いるべき時にいるべき場所に
タラレバはなしですが、あの時レッドブルを離脱しなければ、リカルド選手のキャリアはまた違ったモノになっていたでしょう。
ただ他のドライバーの歯車を狂わせることにもなりますが…
いるべき時にいるべき場所にいないと、リカルド選手ほどのドライバーでも放出されてしまうわけです。
同様のことは、シートを失ったサージェント選手や逆にシートを得たコラピント選手も同様のことが言えるでしょう。
コラピント選手もイタリアGP以外でデビューしていたら、また違った展開になったかもしれません。
次のGPからはローソン選手が走ります。
果たしてローソン選手の歯車はどのようになるのでしょうか。