日本人ドライバーとメキシコGPの相性の悪さ
南米大陸3連戦の2戦目、メキシコGPは、フェラーリが先週から2連勝。
少々予想外の結果にはなりました。
そしてホンダドライバーはマックス選手がかろうじて入賞しただけ。
なんか相性悪いのかなあ。
どうも相性が悪い?日本人ドライバーとメキシコ
私は90年からF1を見始めたのですが、メキシコGPと日本人ドライバーはどうも相性が悪い。
90年は中島選手と亜久里選手がなんと接触、リタイア。
92年は亜久里選手がなんと予選落ち。右京選手は完走したけど食あたりがあり、ゴール後ヘロヘロ。
その流れは角田選手も受け継いで!?しまったようで、22年は当時マクラーレンのリカルドと接触、23年はピアストリ選手と接触。
そして今年はスタートでアルボン選手と接触、リタイア。
今年はFP1から好調でトップ3にも名を連ねていたのに、予選Q2のクラッシュから流れが悪くなってしまった。
うまくいっていた分、Q3に進めず、いつもより平穏ではいられなかったのでしょうか。
その精神状態がうんだクラッシュだったのではないでしょうか?
レーシングブルズはローソン選手も
ローソン選手もまた予選Q2で敗退。
彼もまた平穏じゃなかった気がします。
アメリカGPで一気に評価を上げ、ここで角田選手を引き離そう、という考えで乗り込んできたはずです。
それがQ3に進めず、レースでもハース勢についていけない。
そう言った焦りがペレス選手との折衝、そして問題のあのゼスチャーにつながったのではないでしょうか。
なんかこの一件が、これまでいい流れが向いていたローソン選手の評価の分かれ目になるのではないか、と変に勘ぐってしまいます。
平穏だったのはカルロス選手だけ?
結局上位で、この段階でそこまでプレッシャーというか焦りがなかったフェラーリ、サインツ選手が一番ゆとりがあったのではないでしょうか。
来季チームを離れる、でも次のチームは決まっている、エースでもない、チームにも一泡吹かせてやろう、という気楽な?精神状態で走れたのがサインツ選手だったと思うんです。
(もちろんポールのプレッシャーなどはあったと思いますが)
正直フェラーリはサインツ選手の放出を後悔しているのでは?と思っちゃいます。
ベテランのハミルトン選手が来年どこまでやれるのか…というのも心配ですしね。
一番平穏じゃないのはペレス選手か
逆に追い込まれてしまっているのがペレス選手。
予選Q1落ち、決勝でもいいところなく、おまけにファスてストラップも取れない。
なんか負の連鎖にどっさりはまっている感じがします。
今回はレーシングブルズ勢どちらもダメでしたが、ことによってはブラジルまで持たなかったのではないか、と勘繰るのです。
なんとかブラジルまでは持ちそうですが、果たして今シーズン最後までレッドブルで走れるのか???
踏ん張りどころでしょうねえ。