個人的F1採点表、ブラジルGP
ブラジルGPの個人的採点表です。
完走した人が評価が割と高め、でも上位チームの人はちょっと厳し目になったかもしれません。
Aランク
A+(10点)
フェルスタッペン選手(予選17位、決勝1位)
予選17位ながらも1周目で10位まで上がるゴボウ抜き、赤旗再スタートでの1コーナーの飛び込みなど、圧倒的な存在感を発揮。
久々に嬉しそうなマックス選手のゴール後の動作がみれました。
チャンピオンに向けての大きな1勝、文句なしです。
オコン選手(予選4位、決勝2位)
久々の?予選上位。赤旗前のステイアウトの判断、全てがうまくいきました。
赤旗後再スタート後の1コーナー、もう少しマックス選手に対して粘りがあっても良かったかも?
A(8点)
ガスリー選手(予選13位、決勝3位)
ステイアウト戦略が身を結びました。ラッセル選手に追い回されながらも、寄せ付けなかった走りも見事です。
角田選手(予選3位、決勝7位)
正直A+と迷いました。予選自己最高位の3位から序盤はポジションキープ。
レインタイヤでの圧倒的な走りを見たかった。
再スタート後のスタートはちょっと残念。ただピアストリ選手に引き離されなかったのもお見事。悪い流れを断ち切るきっかけになるといいですね。
A-(7点)
ラッセル選手(予選2位、決勝4位)
スタートでトップを奪うも、ステイアウト希望が叶わず。さらには赤旗再スタートで今季2勝目を逃してしまうものの、レースを盛り上げたひとりですね。
ルクレール選手(予選6位、決勝5位)
あまり目立ちはしませんでしたが、堅実な走り。サインツ選手がリタイア認め、コンスト争いの被害を最小限に食い止めた、という感じでしょうか。
Bランク
B+(5点)
ローソン選手(予選5位、決勝9位)
正直A-と迷いました。
理由は結果は出しているんだけど、どのレースもバトルで悪目立ちしている感じがしたからです。オーバーテイク、ブロックとも接触が多いのが気になります。
ベアマン選手(予選15位、決勝12位)
突然のレース出場でしたが、ペナルティ、スピンと忙しいレースをなんとか走り切った点を評価しました。
ボッタス選手(予選11位、決勝13位)
こういう荒れたレースでこそ結果が出したかったのではないでしょうか。
とは言えあと一歩でQ3進出、決勝も走り切った点を評価しました。
B(4点)
ノリス選手(予選1位、決勝6位)
スプリントまでのいい流れが、スタートで2位に落ちたあたりから悪くなってしまいました。再スタート後も順位の挽回ができず。
ピアストリ選手(予選8位、決勝8位)
ここ数戦、らしくないレースが続いています。ペナルティは少々厳しかったのではないでしょうか。
ハミルトン選手(予選14位、決勝10位)
まさかのQ1落ち。レースでも暴れるマシンに手を焼いていました。
ラッセル選手が上位にいた分、ちょっと厳し目に。
B-(3点)
ペレス選手(予選12位、決勝11位)
序盤のスピンはいただけない。マックス選手が圧倒的スピードがあった分、順位も含めて物足りない結果になりました。本来こういうレースは得意だったはずなんですがねえ。
アロンソ選手(予選9位、決勝14位)
予選でマシンを壊し、決勝でもコースアウトと去年のペレス選手とのバトルを考えると物足りなすぎです。
ジョウ選手(予選19位、決勝15位)
相変わらず目立たないレースでしたが、完走を評価しました。
Cランク
C+(1点)
アルボン選手(予選7位、決勝出走せず)
Q3のクラッシュがなければ、レースをかき回す存在になったのではないでしょうか。それだけに出走しなかったのが残念です。
ヒュルケンベルグ選手(予選18位、決勝失格)
得意の予選から不調気味。決勝の失格は仕方ないけど、らしくないレースでした。
C(0点)
サインツ選手(PITスタート、決勝リタイア)
前戦優勝の勢いが、予選のクラッシュで台無しに。
さらに決勝もクラッシュとらしくない走りでした。
コラピント選手(予選16位、決勝リタイア)
彼のクラッシュがレースの分岐点となりました。レースのキーパーソンとなってしまいましたが、リタイアでその存在になるとはね。
ストロール選手(予選10位、決勝リアイア)
予選でマシンを壊し、さらにはせっかく修復してくれたマシンでフォーメーションラップのスピンは最悪です。
本来ならこういう路面は得意のはずですがね。こんな結果ではドラ息子なんて言われてもしょうがない。
今シーズンのターニングポイントになったかも?
今まで押され続けていたマックス選手が、雨という存在を味方につけ、スペイン以来の優勝。
それによりドライバーズ争いはかなり優位になりました。
なんとなくシーズンのターニングポイントだったGPになりそうな予感。
また流れが悪かった角田選手も、いいきっかけになって欲しいなあと思う次第です。