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マシンの性能の違いが、戦力の決定的差ではないということを教えてやる!

と、どこかの共和国の某少佐のような台詞を、モンツァのレース後にルクレール選手やバスール代表が言ったとか、言わなかったとか🤣

フェラーリはサインツ選手の協力も含めて、チーム全体でイタリアGPの勝利をもぎ取りましたね🏆


マクラーレンの弱点

現時点での最速マシンは誰が見てもマクラーレンでしょう。

ただ最速マシンがあるチーム=最強!ではないのがF1ではよくあること。

マクラーレンは長らく低迷していた時期もあり、戦略面がトップ4の中で一番弱いように見えます。

まあ、勝ち続けていた時期でも、えっ?ていう戦略をとり、足元を掬われるレースも多かったですが😱

今回もそれを露呈してしまった感じです。

どうも柔軟な発想がないというか、お堅い戦略しか取れないんですよね。

臨機応変がないというか。

今回はそこをフェラーリにつかれた感じがします。

最速マシンゆえの油断

マシンが速いから、明らかに油断していたところはあると思います。

上位は自分達と同じ2ストップで来るだろう!

このマシンのスピードがあれば多少の差はコースで抜ける!

ハードタイヤスタートのレッドブルが2ストップだった、という安堵感。

あとは上記の臨機応変のなさ。

それらが「パパイヤルール」なんて発言、油断を生み出し、見事足元を掬われてしまいました。

隙をつく、戦略判断

逆にその油断、そこから来るレース展開を見事に分析、把握し、そこをついたフェラーリはお見事👏

また、その戦略を活かしきり、タイヤを持たせたルクレール選手も見事です。

正直、ノリス選手のアンダーカットにあったときは、なんでここで入れないんだよ、また「俺たち」発動か!なんて思ったものでした。

この辺りから1ストップへの移行へ切り替えたんでしょうね。

フェラーリマジック、復活ですかね?

マシンで差がつけられるのなら、他の部分で穴を埋める!

PCなどでシュミレーションを繰り返したと思いますが、最終的にこの戦略のGOサインを出したのは人間です。

F1は機械を使うスポーツではありますが、いろいろなところでドライバーや監督、戦略担当、ピットクルーなど、「人間」の部分が多く出てくるスポーツです。

そういう意味では今回のイタリアGPは、より人間味のあるレースだったと思います!

ただ、フェラーリは満足すると…

コンストラクターズでは、マクラーレンがレッドブルに近づいてきていますが、フェラーリもレッドブルを射程圏内に入れてきているのではないでしょうか。

フェラーリにもチャンスが出てきました。

とはいえ、モナコでのルクレール選手の優勝後、さっぱりだったフェラーリ。

ドライバーの地元でようやく優勝できて満足しちゃったんですかね。

今回も地元モンツァ🇮🇹で優勝したことで、また満足感から?次のレースからパッタリ、なんてことがないようにしてもらいたいものです。






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