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紀伊半島の祈りの道 『産田道』

熊野市有井駅から産田神社への参詣道は「産田道」と呼ばれています。
この道は古くから多くの参拝者に利用されてきました。

駅を出てすぐ、踏切を過ぎると熊野市消防署が見えてきます。
その隣には、地域の農業協同組合、JA伊勢農協のほほえみ館があります。
この施設は地元の人々に親しまれ、地域の農産物や特産品を提供しています。

さらに進むと、有馬中学校が見えてきます。中学校を過ぎたあたりで、少し遠くに安楽寺が見えるでしょう。
この寺院は地域の歴史と共に歩んできた場所であり、静寂と安らぎを提供してくれます。

道なりに進むと、古い酒屋が目に入ります。
その酒屋を過ぎると、産田神社が右手に見えてきます。

産田神社は、イザナミノミコト(伊弉冉尊、伊邪那美命)が祀られている神社で、出産や育児に関する信仰の対象となっています。
この神社は、自然豊かな環境の中にあり、訪れる人々に癒しと安らぎを与えてくれます。

産田神社を過ぎてしばらく進むと、橋を渡ることになります。
その橋を渡り、左手に進むと、この地に学問の府の跡地が残っています。
かつては多くの学問に志す者たちが集まり、地域の知識と文化を育んできた場所です。

『産田道』を歩くことで、歴史と自然、そして地域の温かさを感じることができるでしょう。
この道を通じて、過去から現在、そして未来へと続く祈りの道を体感してみてください。

最後までお読み頂きありがとうございます。


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