鹿児島県立伊集院高校における大学体験授業を担当しました
2024年9月19日、鹿児島県立伊集院高校(鹿児島県日置市)が実施した大学体験授業において、法学分野として「犯罪捜査とプライバシー」という題目で講義を担当しました。鹿児島大学が実施する高大接続連携による出前授業の一環です。1年生と2年生、2クラス合計で70名の生徒さんたちが受講してくれました。
内容はこれまで他の高校でも講義したことがあるもので、法学とはどのような学問なのか、特に法解釈学の実践例を簡単な条文と事例でかんが得てもらったのち、応用編として刑訴法197条1項但書の「強制の処分」の解釈と適用を、いわゆるGPS捜査の最高裁大法廷判決の事案を例にとって検討してもらいました。
最高裁判決の中身は時間が足りなくて触れるこどできませんでしたが、その続きは鹿児島大学法文学部の法学コースに入学して学んでください!・・ということにしました。
熱心に聞いてくださった生徒のみなさま、ご丁寧に応対てくださった同校の先生方に心よりお礼申し上げます。同校は、創立100周年を迎えた伝統校。現在は某司法関係機関の職員として活躍している数年前のゼミ生での母校でもあり、訪れることができて大変嬉しく思いました。
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