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【レポート】ゼロから学ぶ『関係人口』セミナー@千葉県市原市(2018/10/22登壇)
「関係人口」という言葉が、最近注目を集めています。
「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のことを指します。
(総務省「関係人口ポータルサイト」より)
「移住」でも「観光」でもない、「新しい地域との関わり方」と表現出来るでしょう。
(図)総務省「関係人口ポータルサイト」より引用
そんな「関係人口」という概念について「ゼロ」から学ぶための講座が、2018年10月に千葉県市原市にて開催されました!
市原市で「関係人口」をテーマにしたセミナー等が開催されるのは初めてのこと。光栄にも私も登壇させて頂きましたので、当日の模様をお伝えいたします!
(余談)前日は、同じ市原市内にある高滝神社の秋季祭礼にて、地元の方々と約1トンの神輿を担いでいたので、全身筋肉痛でした…笑
【セミナー概要】
今回のセミナーでは、総務省の「関係人口」創出に関わる検討委員を務めていらっしゃる、千葉大学の秋田典子先生を講師にお迎えし、「関係人口」の概要やアプローチ方法をお話し頂きました。
また、「地域に住んでいない若者が、どのように地域と関わっているか」という事例の紹介として、私が代表を務めている「NPOのろし」の活動や、理事として関わっている「NPO法人共存の森ネットワーク」での取り組み内容をお話しさせて頂きました。
(写真)挨拶をする市原市長・小出譲治 様
◆開催日
2018年10月22日(月)14時~
◆場所
千葉県市原市「市原市民会館」
◆主催
市原NPO協議会
◆後援
市原市
◆協力
NPOのろし
◆来場者
約70名
(市原市長、市議会議員の皆様をはじめ、市内で活動されている市民活動団体の皆様も大勢お集まりいただきました)
◆タイムスケジュール
13:30 受付開始
14:00 開 会
14:10 講演(秋田先生)
15:30 事例紹介(峯川)
16:30 閉 会
【講演の概要】
※私からお話しさせて頂いた、市原市での関係人口創出事例について記載いたします。
◆要約すると・・・
・「関係人口」は結果論に過ぎない。正攻法のようなものもない
・「共存の森ネットワーク」では10年以上前から、全国の高校生・大学生を連れて、市原市で活動させて頂いている
・学生たちが興味ある事、地域が課題に感じている事に注目し活動を続けていたら、地域の「ファン」とも言えるソトモノが増えてきた
・「のろし」では、地域の「ファン」を増やしつつ、活動がしっかりと地域の課題解決や価値創造に繋がるようにしたい
・市原には市民活動団体が沢山ある。お互いに協力し、市全体で関係人口を受け入れるという考え方の「市原モデル」を一緒に作りませんか!?というご提案で〆る
◆当日のスライドはこちら