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APAアワード2024で入選した後に思うこと。

昨年APAアワードに応募し、入選をいただくことができました。この事は自分にとって大変嬉しい出来事であり、撮り続けてきた甲斐があったなと思う気持ちと、逆に色々と気づきもある結果だと感じます。

入賞作品を今一度よく見てみると、写真における表現、写し方、視点など、まだまだ自分には足りない何かを当たり前だが感じる部分が多い。

そして、私の作品には子ども達が写っているので、せっかくならと思い記念に購入した『年鑑 日本の広告写真 2024』


この書の中に掲載されている写真家・ライターの大山顕さんの言葉が印象的でしたので一部抜粋します。

“ 気になったのは、ほとんどの被写体が自分自身か家族どまりで、社会的な「記録と記憶」がとても少なかったこと。「記憶の引きこもり」だ。今はこういう時代なのだ。”

年鑑 日本の広告写真 2024

まさにこの言葉は自分の作品に対して言えることで、今後考えさせられる課題となりました。

この言葉を頭の片隅かに残しつつ、これからも日々シャッターを切っていけたらと。

作品タイトル
「妹背」
Film / cinestill800t

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