【時事ネタ】金融機関に働きかけてもらう?
今回はさすがにやばい発言ですね。やばすぎて政府もすぐに撤回しましたね。
私もすぐにtwitterでコメントつけましたが、こんな横暴はないです。
ただ、ニュース記事や他の政治家のコメントを見ると根本的な問題に触れていないような気もするので、その点を時事ネタとして書いてみたいと思いました。
まず皆さんがコメントしている通り、銀行が融資先に意見する場合には公共性が求められます。圧力のようなものをかければ、それは闇金と変わらないし、事業としての独占禁止法に抵触します。
世の中には社会的弱者を守るために、独占禁止法、下請け法やパワハラ防止法などの法律が至るところにあります。
経済担当相ということは行政機関のトップのうちの一人です。その行政が社会的弱者への圧力になるようなことを公式会見で発言するなんて考えられないことです。これが一番の問題です。
とどめはこの釈明です。
西村大臣は「日頃からコミュニケーションを取る一環として」と釈明しました。「コミュニケーション」という言葉で圧力を誤魔化せるのであれば、カルテルもパワハラも成立しません。
これは西村大臣個人の問題だとしても、著しく傲慢な発言であり、自民党内にそういった傲慢な感覚が蔓延しているかもしれないと思わせる問題発言でした。
いつもはあまり責任追及で国会や委員会の時間を無駄にしてほしくないと思っているのですが、今回ばかりはしっかりと追及してほしいと思っています。