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【雑学】芍薬と牡丹

昔はあまり花の名前とか興味がなかったんですが、カメラを趣味にしてからだいぶ詳しくなった気がします。

芍薬と牡丹はどんな花?

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と称されるように綺麗な女性の代名詞ですね。

ちなみに七・七・七・五のフレーズを都々逸(どどいつ)というらしいですよ。そんな雑学もそのうち詳しく書きたいな。

百合は見た目が全然違いますが、芍薬の花と牡丹の花はよく似ています。柔らかい花びらが何重にも重なっています。色は白から朱色まで様々ですね。

芍薬と牡丹の違い

直接見たことがある人はわかるかもしれませんね。私は写真を撮るまでまったく気にしたことがありませんでした。

実は、芍薬は草牡丹は木です。

なので牡丹は冬を越しますが、芍薬は枯れます。

草と木の違い

実は草と木の違いは明確に定義できていないそうです。草っぽい木や木っぽい草のような種類があるそうです。

そして、芍薬も牡丹もボタン科の植物なのです。つまり、元の種では同じ仲間で、その後の進化の過程で分岐したってことですよね。花がそっくりなのもそういうことですね。

そういう意味では、苺と林檎も同じバラ科なんですよね。

もうちょっと詳しく書くと、茎の成長が止まるのが草で、成長を続けて年輪を刻んで幹が太く固くなっていくのが木(樹)という定義が一般のようです。

ただし、その理屈に合わないのが竹らしいです。固くなるけど年輪はできず、太くもならないですよね。

野菜と果物の違い

おまけで野菜と果物の違いについて。農作物としての定義では、1年で収穫が終わるものが野菜で、2年以上収穫できるものが果物とされているらしいです。

つまり野菜は草になるものですが、果物は草になるものも木になるものもあるそうです。

未来の野菜

草と木の違いが種類の進化の分岐より後に発生したということは、できる野菜をそのままに草を木に品種改良することができるかもしれないということになります。つまりいつか、木になるキャベツやスイカをつくれるようになるかもしれません。

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