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【語源の話】#1 五里霧中・一衣帯水
語源も雑学の一つで自分は結構好きなんです。結構正しい意味や由来をわかってないまま使ってること多いですよね。やっぱりちゃんと知りたい、ということで覚えた知識を色々書いていきたいです。
今回はちゃんと読めてる?って四字熟語を2つ挙げてみます。
五里霧中(ごりむちゅう)
意味は「見通しが立たない状態」ですね。夢中じゃないですよ?
なんとなく四字熟語って2文字熟語+2文字熟語だと思い込んでいませんか?五里霧中も五里の霧中だと思ってませんか?
中国の故事によると、深い霧を起こせる仙人が居たことに由来するそうです。この仙人が起こす深い霧を五里霧と呼んだそうです。
そう、五里霧中は、五里霧の中なんです。
一衣帯水(いちいたいすい)
意味は「お隣さん」ですね。川1本隔てても仲間みたいな感じですね。
さて、これは一衣と帯水に分けたら意味わからないですね。
中国の史書にそのまま一衣帯水の並びで出てくるそうです。ふわっと訳すと「ひとつの着物の帯のような水」です。つまり川ですね。
衣帯で「着物の帯」という意味なので、一・衣帯・水ですね。
どうですか?語源って結構面白くないですか。四字熟語だけでなく一般的な語彙にも触れていきたいと思います。