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太鼓と低音
最近、「ドラムは続けてるんですか?」と『いりえで書く』会のメンバーの何人かの方たちに聞かれた。おかげさまで(?)ドラムも細々とやっております。
今はなぜか練習スタジオで、4つ打ちダンスビートとかドラムンベースみたいなパターンに取り組んでいる。DJとかも出るイベントを企画している人に「バンドで出ませんか?」と言われたのだが、今さらバンド組むの面倒くさいし「ドラムだけで出来ないかな?」と思ったのである。(「ドラムだけで」とは依頼されていないが。)
もちろん、ドラム以外の音階やメロディーのある楽器パートがあって成立している音楽なので、ドラムだけでは長い時間は持たないだろうが「もし、リズムパターンだけで繋ぐなら?」と色々考えているのが楽しい。
ドラムンベースの音楽スタイルで活躍しているドラマーも、海外ではジョジョ・メイヤーとか
JDベックとかがいるのだが
ここまでハイパーな演奏じゃなくても、聴いてる人が何となく身体揺らしてくれるリズムを演奏出来たらいいなと夢想している。
ということで、原点に立ち返って自分がリアルタイムで聴いてた「いにしえのドラムンベース」を聴き返してみた。(こっちのドラムは打ち込みだけど。)
充分すごいというか、ドラムは人力ではなく打ち込みだから。
(90年代当時、デヴィッド・ボウイもドラムンベースを取り入れていた。「ドラムンベース」って名前を初めて見聞きしたのはこの曲が入っている「Earthling」というアルバムを紹介している雑誌記事だったような気がする。)
実際に生ドラムで演奏するならどんな風にしようかとか考えながら聴いていたが、ずっと聴いているとホワイトノイズっぽい効果なのかリラックスしてウトウトすることもある始末。
気持ちいいとこが分かればいい演奏もできるようになるだろうと思いつつ、最近のBGMはほとんどドラムンベースになった。90年代当時よりも今の方が聴いててもしっくりきている自分がいる。