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人生の落とし穴~ あなたが人を見下すとき、あなたは人生の選択を間違えている

僕の失敗

失敗1

僕は、青春を楽しめなかった。

心底、青春を楽しむ連中をバカにしていた。
(例えば、部活動や文化祭などだ)

僕には、受験がすべてだった。

彼らを、人生が決まる大事な時期に、無駄な時間を過ごしているバカな連中だと、本気で考えていた。

客観的にみれば、人生が決まる大事な時期に、無駄な時間を過ごしているのは、僕のことだった。

一生懸命勉強した割に、そこそこでしかない大学に合格した僕は、精神を病んだ。

勉強しかしてこなかったのだ。

周りと人間関係がうまくいかない。
いきなり、大学に入学してバリバリ青春できるかというと、そうは問屋が降ろさない。

かくして、10代で向精神薬のお世話になることになった。


失敗2

同じ間違いを、こんどは結婚適齢期にもすることになる。
精神を病みながらも、なんとかニートにならず、懸命に会社員として生きることを覚えたとき。

結婚して、子供をもつ生き方をバカにした。結婚して、子供をもつと、自由になる時間とカネがほとんどなくなってしまう。

平日は、会社でヘトヘトになって、休日は家族サービスでヘトヘトになる。自分が休む時間がなくなる。そんなの耐えられない。そのうえお小遣い制で自由にカネも使えない。

そんな不合理極まる選択肢を選ぶのは、バカな話に思えた。

結果、生きる目的を見失って、やる気のないおっさんが生まれる。


これが、僕が人を見下して失敗した事例である。

※失敗2については、議論の余地がある。
僕は、既に失敗1で精神を病んでおり、ストレスに対して極めて脆弱になっていた。その僕が、妻と子を持つプレッシャーに現実問題耐えられるかというと、耐えられない可能性が十分にあるからだ。
だから、失敗2は、失敗ではなく、妥当な判断 だったのかもしれない。


他者の失敗

ここでは、似たような失敗事例を考えてみる

中年不倫女子大生

僕が大学生時代に、大学の教授(もちろん既婚者)と付き合っていた女性がいた。割と有名な話であり、だいたい誰もが知っていた。

たしかに、既婚の大学教授と付き合うと、大学教授は、カネがあって、仕事ができて、大学内で権力をもっていて、と付き合うと様々な特典があったに違いない。

彼女の内心は、推測することしかできないが、同年代の女子たちを見下していたのではなかろうか?イマイチさえない、ビンボーな男子たちとしか付き合えない女の子を見下していたのではないか?
(あんな連中と付き合って、何のメリットがあるの?と)

既婚者にもかかわらず、女子大生と不倫をするような男は、男の中でも上澄みだ。度胸と経済力がなければできまい。
(僕が知ってる例では、ヨーロッパ旅行とか行ってたから、かなり経済力も大きかっただろう)

そのような男のなかの上澄みと付き合えば、他の男はザコに見えてしまう。

そして、結局のところ、男への選定基準だけが上昇する。

そうなると、社会人になっても、同じように会社のエライさんと不倫を繰り返したりするわけで、気がついたら生涯独身が決定する。

はたと、自分の人生は、これで良かったのだろうかと後悔する。



マッチングアプリで格上と付き合う女子

若い女性は、性的な魅力が高いから格上の男子と付き合うことができる。だが、この格上男子は複数の女性と付き合っていることがほとんどだ。

なぜなら、モテの格差が存在するからだ。

https://jp.quora.com/ より

結果として、格上男子と付き合って、男に対する選定基準だけが上昇した女性が大量生産されることになる。

婚活あるある話で、どの男も魅力的に思えない症候群に陥る女性たちのことだ。


ネットワークビジネス大学生

ネットワークビジネスにハマり、カネを簡単に稼ぐことができる(と錯覚した)大学生なども当てはまるだろう。

まともにアルバイトをして小金を稼ぐ大学生や、就職活動をして少ない初任給で、怒られながら労働する社会人を見下す。

だが、結局のところ、ネットワークビジネスは、カネと人間関係を消滅させてしまう。

何もかもを失って後悔することになる。


まとめ


自分が人の人生を見下すときは、自分が人生の選択肢を間違えているサイン

これ、本当に人生の最初に教えてほしかった


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