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そもそも透明人間って物が見えるのか調べてみました

透明人間になった話は、ドラえもんの話の中でも、映画「インビジブル」の中でも、映画「プレデター」の中にも出てきます。

ドラえもんやインビジブルでは、一部風呂を覗くというのにも使われていましたが、人が物を認識するプロセスからして、見えないのではとずっと思っていました。

まずは物が見えるという所から順番に解説していきます。


目の構造と物を認識する仕組み

「ものが見えるしくみと目の構造」という下記のサイトを参考にさせて頂きました。

https://support.bausch.co.jp/vision/structure1.html

瞳孔から目に入った光が虹彩で調節され、ピントを調節する水晶体で屈折、透明なゲル状の硝子体を通過して、網膜の黄斑(おうはん)に焦点を結びます。

そして、その光が視神経を通じて信号として脳に伝達され、像として認識されます。

https://support.bausch.co.jp/vision/structure1.html

水晶体はレンズの役目をしていますので、虫眼鏡のように光を集める為、他のガラス体などと違って光を屈折させる必要が有ります。

しかし透明人間になった時点でこの水晶体も屈折をしない水晶体にならないと完全な透明人間にはなれないというのは容易に分かると思います。

それと、もし屈折が出来たとしても、黄斑に刺激として与えられなければ見えないというのも分かると思いますが、この黄斑も透明なら刺激になりません。

相手からも見えないが自分も見えない

よって結論から先に言うと、完全に透明人間になってしまった場合は、全く見えないというのが私の説です。

この説でいうと、少なからず目玉だけ透明にならなければ、透明人間になっても見ることは可能でしょうが、目玉だけが移動するのを想像するとホラーで怖いです。

映画、インビジブルはどうか

映画インビジブルを見られた方はある程度理解されているかとは思いますが完全な透明人間では有りません。

少なからず屈折はしているので、じっとしていればまだしも動くと何となく分かってしまいます。

この状態だと、少しは屈折しているのだと思うのですが、水晶体の屈折が正しく行われていたと仮定しても、黄斑も半透明化しているのであれば刺激は少なくなりますので、まともには見えないと考えています。

たぶん暗闇に近い状態、殆ど見えないのではと思います。

映画、プレデターはどうか

プレデターは人間ではなく、宇宙人ですが、本人ではなく光学迷彩スーツで透明になっています。

光の屈折をスーツ内で上手く屈折させて、あたかも物体が無いように見せている。
とでも言えばよいでしょうか。

原理として、鏡を数枚使えば一定方向からだと透明化は可能だろうと思っていましたが、調べてみると見つかりました。

鏡を使って透明化する

4枚の鏡を使って、娘を透明化させるという動画です。

そうそう、私がイメージしていたやり方です。と感激しました。
ただ、このやり方はあくまでも一方通行的な透明化です。
横から見たらネタバレしてしまいます。

プレデターの様に全方向ともなれば話は別ですし、かつ動く物体の透明化ともなると、単なる鏡では作りようがなく、コンピュータによる画像解析から始まって、高速な演算と、画像出力が必要です。

早々に出来そうなのは、円柱のような物の中に入って移動する。くらいでしょうか。

と思っていましたが、かなり研究は進んでいるようです。

さいごに

Bing先生に、透明人間は見えるのかという質問には、私の考え通りの回答が戻ってきました。
目自体透明になることで、全く見えなくなるという回答です。

それともう一つBing先生に、光学迷彩の現状について質問を投げかけてみました。

自分
光学迷彩による透明化はどこまで進んでいるの

Copilot
光学迷彩は、物体や人を光学的に見えなくする技術で、最近では注目されています。
この技術は光を自在に曲げる装置を設計・開発することで実現されます。
以下は、光学迷彩についてのいくつかの進展です。

Quantum Stealth(量子ステルス):
カナダの軍服メーカー、ハイパーステルス・バイオテクノロジー社が開発したマテリアルです。
この技術は、特許申請中のもので、透明マントに最も近いものとされています。
透明スクリーンの後ろに人が回り込んでも、ぼんやりとした影しか映らず、人間が歩いていることはまったくわからないという驚異的な効果を持っています。
さらに、近紫外線や近赤外線、サーモグラフでも見えなくなります。

メタマテリアル:
メタマテリアルは人工素材で、特異な光学的性質を利用して光学迷彩装置を実現するために注目されています。
これにより、物体や人を光学的に見えなくする手法が研究されています。

光学迷彩は、警備用の盾や軍事目的以外にも、太陽光パネルの発電効率向上、立体ディスプレイシステム、レーザー光線の分散など、さまざまな分野で大きな衝撃を与える可能性があります。
これらの進展は、未来の技術として非常に興味深いものですね。

Bing(Copilot)

私は、この研究が進むと軍事利用が主になると思っていました。
※あまり人類にとって良い研究にはならないだろうという意味で

確かにその通りの回答ではありますが、それ以外にも使われる分野が有ることに気が付きました。
ちょっと複雑な気分です。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

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