あなたもわたしも知らない世界(Vol.006)
不思議な世界というのを題材に記事にしています。
バックナンバーは上記に保管しています。
私が25歳、妻と婚約し結婚まで後3ヶ月という時にの話です。
私は愛媛、妻は広島という遠距離恋愛をしていました。
その日私は仕事で出勤しましたが、胸騒ぎがしてどうしようも有りません。
彼女の身に何かあった、そう気がしていても経ってもいられませんでした。
この胸騒ぎは尋常じゃない、当時はスマホなど有りませんし、会社の電話番号なども知りません。
胸騒ぎはどんどん強くなってきました。
私は意を決し、上司にすみません、午後から休ませてくださいと話をし、そのまま車で広島まで行きました。
広島、彼女の家には薄暗くなった夕方に着きました。
ほどなくして、私に気が付いた彼女が寄託して家から出てきました。
良かった無事だった。そう思いました。
彼女はきょとんとして、どうしたのかと尋ねてきました。
「朝から胸騒ぎがしていても経っていられなかった、だから来た」と伝えました。
すると彼女から今日の出来事が話されます。
赤信号で停車していたら、後ろの車に突っ込まれた。
その車はそのまま逃走したけれど、その犯人が父親に相談したらしく、先ほど父親と一緒に自宅まで謝罪に来たとのこと。
聞くと私たちと同い年位、当て逃げしたことになりますが、父親が謝罪に来たことなども有り、車の修理代は100%負担、プラス慰謝料ということで話はまとまったとのこと。
ただ、後ろから突っ込まれたので、むち打ちになっていて、先ほど病院から戻って来たと言うではないですか。
薄暗く良く見えませんでしたが、首にコルセットをしていました。
本来であれば、私のフィアンセに当て逃げした相手、結婚式まで間近という事も有り、むち打ちにされたことも腹が立って、私が文句言ってやると話をしましたが、彼女は大げさにしたくないとの話でしたので、それ以上はいう事を止めました。
とりあえず、無事でよかった。
私は彼女が無事だという事を確認し、そのまま愛媛に戻りました。明日出勤するためです。
虫の知らせというか、私にも妹と同じように予知が有ります。
私は祖母や妹と違って、夢ではなく、感じることが出来ると言うべきか分かりませんが、大切な人に何かが起こりそうになると、不安がよぎります。
誰というのは特定できません、ただ分かるのは私にとって大切な人に何かが起きそうという内容だけです。
さて、この出来事の真相は何なんでしょうか。
いわゆる虫の知らせ！？
本当に予知！？
単にずる休みして彼女に会いたかっただけ！？
この日の出来事は全て夢だった💦
本当はボケてた💦
私には分かりませんが、何だと思いますか。
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