アドベントカレンダーとつわり(ダウンロードフリーテンプレート情報付)
アドベントカレンダーの起源から想像すること
クリスマスまでの24日間を様々な形でカウントダウンするアドベントカレンダー、というものがあります。
19世紀頃のドイツでクリスマスまでの24日間を数えるために、キリストの到来と誕生を待ちわびながら、ドアにチョークで毎日×をつけたり、毎日1本ずつろうそくに火を灯したりしたりしていたとか。
日付に毎日×をつけるって聞いたら私はもう、つわりの時期の辛さゆえ、毎日カレンダーを眺めては、「今日で8週」「あと7日したら16週だからその頃にはきっとこの辛さから脱けだせるはず」なんてカレンダーに〇をつけていたことを思い出す人です。
あんなにカレンダーと向き合ったことはなかった。
19世紀のドイツの方々よ……。その気持ちはなんとなくわかる気がする(たぶん違うけど誕生を待ちわびる気持ちだけ一緒)
死神のようにボロボロになったつわりからの脱却と、安定期へのひとまずの安心感、それを心待ちにしながら〇つけていた私は、その数年後、子ども達と今度はクリスマスのカウントダウンができていました。
毎日怒鳴ったり、あくせくしながら暮らしているけど、そんなアドベントカレンダーの起源とつわりカウントダウンを思い出していたら、その無事に生まれてきた子と楽しい行事のカウントダウンができているなんて、なんてありがたいんだろうと思ったのでした。
アドベントカレンダー我が家の変遷
アドベントカレンダーを初めて知った時の気持ち。
「異国の人たちはなんてハイカラなクリスマスの過ごし方を……シャンメリーとからあげじゃないんだな……」
そんなアドベントカレンダーのやたらおしゃれな見た目とクリスマスをカウントダウンするという異国のハイカラな文化に惹かれ、どちらかというと見た目重視、クリスマスのインテリアとして映えるものを作っていました。
▲2017年につくったもの
これはこれでクリスマスムードも家の中にに出てきますし良かったです。(archidaysさんにもコラムとして作り方を掲載していただいてます。)
が、こどもが大きくなるにつれてアドベントカレンダーが何をするものなのか理解してくれるようになり、またそれをとっても楽しみにしているのがわかったので(またあの数字が書いてあって開けるクリスマスのやつやろう!と)こどもたちで朝に楽にとって開けられるものにしようというように方針が変わってきました。朝に「これはずせない~、ブチ!(吊り下げたやつが全部落ちる音)わぁん!!うおー泣」とか辛いしなと…。
で、カゴにざっくり入れて数字を探し出してもらう形がお互いにストレスなくできるということで今年はこんな感じになりそうです。(とりあえずの準備なので少し変わるかも)
(harenohi_factoryのインスタグラムのフォローしてくださってる人限定でこの日付タグのデータをプレゼントしているのでもし気になった人はフォローand良かったら使ってください!DMいただければお渡しします。どう使ってもいいのですが写真のモノのつくり方はインスタで図解してます。オール100均です)
デザインはちょっと(かなり)自分の今の好みを入れてしまいました。(子どもが喜ぶをもっと追及したら、サンタとかクリスマスモチーフを使っても良かったかと思うけど)
大人も欲しい、アドベントカレンダー
昔は新年の福袋も何が入ってるのかワクワクして買っていた時もあったけどいつからか、物は自分で選びたい、使えないものが入ってたらもったいないからと全く買わなくなってしまいました。
アドベントカレンダーを用意していたら、「私にもアドベントカレンダーがあればいいのに。クリスマスくらい、何が入っているのかわからないけど楽しみというやつが」と思い始めました。遊び心が欲しくなりました。
自分で用意したらそのワクワクがないので、大人同士で市販のものでも贈りあえたら楽しそうじゃないですか。昔、金額決めてプレゼント交換したなと思い出しながら。
コスメのアドベントカレンダーを見てたらほしい!となったけど当然ながら高額で…比較的気軽にいくなら食品系かな?と思います。(それでもまあそれなりにしますが)
▲クスミティー公式サイトより
スーパーやおすすめお菓子を各自で詰めるのも良いですね。(完全手作りは大変かな)
誰かいつかやらないかなぁ…。