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【終活日記】若い頃は小心な自分に嫌気がさしていたが、最近はむしろ良かったと思うこと


フジテレビ幹部会見

最近、フジテレビの問題が世間を賑わせています。
本日、2回目の記者会見が行われました。

フジテレビ幹部会見

感想

ちらっと見ましたが、すぐに視聴をやめました。
どうにも違和感が拭えませんでした。


違和感の源

会見からは「大変な問題を起こした」「申し訳ない」
という切実さが、あまり伝わってきませんでした。

小心であること

若い頃は、自分が小心であることを恥じていました。
会社では、「発言が強く、少し強気な人」のほうが輝いて見えたからです。上司ウケも良く、早く出世し、女性社員からも人気がある……。
そんな人たちとは真逆の自分に、いつも劣等感を抱いていました。

しかし年月を経るうちに、状況は少しずつ変化していきました。
振り返ると、ずっと良い勢いのまま会社生活を終えた人はあまりいなかったように思います。

調子が良いと、人は大事なことを忘れがちになるものです。

  • 夜は上司と「飲みニケーション」

  • 昼間は部下がフルサポート

  • 新しい技術や考え方にあまり関心がない

  • 気づけば、組織内部だけの常識や空気感に浸りきってしまう

そうした状況を見ていると、「小心さ」がむしろブレーキ役として働いていたのかもしれない、と今では思うようになりました。

何か自分はまちがっているのでは?

もちろん、自信がなさすぎるのも良くありません。
ただ、「自分の考えや行動は、もしかすると間違っているかもしれない」という小心さを持ち続けることも、ときには大切なのではないでしょうか。
自分を過信せず、疑問や違和感を忘れずにいることが、
長い目で見ると大事な“安全装置”になるように思います。


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