もぎたてのりんご
teruyo
花のこと以外のことが多いノート。
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山形にきてから、りんごにめちゃくちゃはまった時期があった。
はまった期間は2年間くらい。さくらんぼよりりんごに。
りんご畑から直で私の口に入ってくるもぎたてのりんごは、東京のスーパー売ってるりんごはもはやりんごではない!くらいに美味しくて。(いっとき果樹園で働いてました)
もぎたてのりんごを食べられるというだけでも田舎に住む価値あり!というほど。
りんご博士を目指そうかというくらいにInstagramには食べたりんごの写真を載せ、りんご関連の本を読み、りんご苗のカタログを取り寄せ、山形にない品種を他県から取り寄せ、自分の身体中がりんごを求めていて、口の中はいつでもリンゴモード。
読み聞かせの本もりんごネタが多かったな。
小さい頃から好きなのは「りんごまつりにいらっしゃい」。色んなリンゴ料理がでてくる。
そういえば人生で初めて描く果物ってリンゴじゃない?
シーズンが終わるとジャムやジュースなどの加工品を求め、これはもう「わたしは一生りんごについていく!」という感じだった。
いつの間にかその熱も冷め。今は料理用にリンゴ酢がある程度。(でもまた再熱するかも..)
リンゴの樹形や葉っぱも好きだった。果樹園ではサクランボ、ラフランス、桃なども育てていたが、作業的にもリンゴが一番好き。
まぁ今でもフルーツの中ではリンゴが一番。
りんご産地以外でりんごを買って食べてる方に、それは本当のりんごではありませんよ!とか言いたい。
フジとか保存がきくから、いつ食べてもりんごはりんごと思われがち。
早生(夏の終わりに収穫されるやつ)なんかは特に、収穫して即日でボケてしまう。とっても美味しい品種ほど採ったらすぐに食べないと。
群馬の母がこっちのリンゴも美味しいから..なんて送ってくるのだが、発送に2~3日かかる時点で山形に負けているのだ(私が山形に住んでるからね)。
晩夏の早生りんごは、まだ暑い中水分補給になりそうなさっぱり感。
そこからすぐに、
切り口から溢れでそうな甘酸っぱい果汁。
品種にもよりますが、もぎたては本当に溢れでそうなんです。都会でそんなリンゴ見たことありませんでした。
シャキシャキジュワワ~。
硬めの品種は薄めにスライスしてパリパリ。
高徳などはもう売りに出してはいけないくらい鮮度命。
香りもまた癒しになって、
晩生のリンゴは、新聞紙に包んでからジップロックに入れてなるべく寒いところに保管して12月くらいまで楽しむ。
あ、ちょっとまた秋が楽しみになってきた。
お仕事は、リンゴではなくて造花デザインしています。
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