ツナガル-家族のケアをする3人の高校生の物語-映画完成披露試写会に行ってきました
去る9月1日(日)、日比谷図書館内の会場で行われた
映画完成披露試写会に行ってきました。
台風の影響はなんとかなく、よかった。
そればかり何度も思いました。
映画は、ヤングケアラーである3人の高校生の実話に基づく物語をオムニバスで伝えるもの。
それぞれの家庭の事情は異なれど、自分が家族のケアをしていることを親友にも打ち明けることができなくて、それでも健気に、気丈に振舞っている彼女たちの姿に心が揺り動かされました。
親友だけれど、家族のことで悩んでいることを話したら、
距離を取られてしまうかも…
同情もされたくないし…
でも理解してほしい…。
信頼できる人が身近にいたとしても、
心の中にため込んでいる気持ちを打ち明けることは
勇気がいること。
そうした心の葛藤が丁寧に描かれていました。
各物語には、家族のケアについての具体的な解決といった結末は描かれていませんが、物語の主人公たちがそれぞれ小さな一歩を踏み出したことが伝わってきました。
※公式予告編です。約2分の動画なのでぜひご視聴ください。
この映画製作を行った一般社団法人ケアラーアクションネットワーク協会の代表持田さんは以前にも映画を作られていて、NHKでも取り上げられています。
持田さんの取材記事もこちらから読むことができます。
これからこの映画「ツナガル」は全国で上映する予定とのことで、すでに年内も全国各地の多数の自治体、企業などで上映会、講演会が決まっているそうです。
上映会をご希望される方々に向けてあらためて詳細情報が発表されるかと思いますので、僭越ながら確認でき次第お知らせするつもりです。
・ケアラー支援事業をはじめとする介護・医療・福祉の関係の方
・自治体の関係の方
・CSRの一環としてケアの問題に取り組まれている企業の方
このような方々に上映会を開催して頂けたら嬉しいなと思います。
情報求む!という方がいらしたらコメント残して行ってください。
一般社団法人ケアラーアクションネットワーク協会の代表持田さんにお繋ぎできます。
よろしくお願いいたします。