ファンベース(またしてもブックカバーチャレンジより(^^;)
今日もブックカバーチャレンジにあげた本のお話です。
さとなお(佐藤尚之)さんの「ファンベース」
ほんとにハッと気づかされた本です。
ファンベースですが何も知らない人だとファンビジネスと思いがちですがそんなものではありません。
僕らの仕事は当然売上によって成り立ってるわけですが、この売上のほとんどはファンによって支えられてます。さらにさらに険しくなっていく業界でより一層ファンの支えが大事になっていきます。
企業や商品の情報なんてスマホいじればたくさん検索出来てその中で目に留まらないといけないんで、とっておきの必殺技なんか意味なくてその前にどんどん目に触れるようにしなければならない。
こんな中から選んでもらうのは至難の業で、選んでもらったらもらったで、次はその中で選別されて残れるかという問題。
でもちゃんとファンがいて、そのファンが友人、知人に勧めてくれたらおそらく争いに参加せずとも仕事がもらえる。
これが「クチコミをデザインする」ということになる。(キンコン西野さんも本に書いてました)
それも考えながら原点にかえってファンになってもらうためにどうしなければいけないのか考えた時、まず、社員が自分の会社のファンになれているのか?社員が一番のファンでないとファンになってもらうお客様に失礼だし、良さも伝わらない。僕は建築業界にいるんですが、一緒に仕事をしてくれる職人さん(大工さんとか電気屋さんとか)この人達はうちのファンなのか?当然職人さん達はうちの仕事ばかりでなく、他の建設会社の仕事もしている。もし、自分家、自分の家族、友人が家を建てたい!って言った時に職人さんはどの会社を紹介するのか?
お客様にファンになってもらうためのサービス、商品、僕らの立ち振る舞いを考えるのは待ったなしで取り組まないといけないんだけど、まずは、社員が自分の扱う商品、会社が好きなのか?協力業者さんはまず一番にうちの会社を思い浮かべてくれるのか?ホントに大事。
「この会社で、この商品を扱っている自分」を自分は好きなのかを会社の仲間で話してみるのもいいと思う。なんか問題点出てきそう。
ちなみに僕は背も低いんですけど、この低いのがまたイイとか思ってるくらい自分が好きで、もちろん自分が携わる家づくりも最高と思ってます。若い時(気持ちは今も若い)お客様に「うちの会社でも、他の会社探しても僕が最高です!」っていってました。上司に聞こえても言ってました(^^;じゃないと担当するお客様に失礼です。
取り留めない文になりましたけど、自分は自分のファンか?社員は、協力業者さんはうちの会社のファンか?お客様にファンになってもらう前にこれだと思いますね。
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