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決め事をするな。直観に頼れ
北海道浦幌町で開催している「うらほろアカデメイア」の2024年開催のプログラム全4回が終了した。
忙しい中で年4回、浦幌に行くのは正直なかなかしんどかったが、一方で広大な自然との触れ合いや現地の人たちとの対話があることが定期的に自分自身を俯瞰することにもつながった。
正直本当にしんどかったのだが、結果的には良かったと思う。
さて、今日はアカデメイアの中でやっている、とあるカオス的なプログラムについて語ってみたい。
これから来る人たちのネタバレにならないように、敢えて何をやるのかは伏せておくが、抽象化して説明すると、「自然の中に放り込まれて、即席チームメンバーで、とある目標を目指して行う」というアクティビティだ。
ごめんなさい、マジで意味不明だと思うが、終わった時の写真を貼っておくので、その世界を想像してほしい。
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このアクティビティの目的は、自分という人間の特性に気づくことにある。そういう場に放り込まれると、自分はどんな行動を取るのか。リーダーシップを発揮できるのかどうなのか。特殊な環境だからこそ、普段は決して気付けない発見がある。
このプログラムは、うらほろ樂舎のメンバーと共同で作り、試行錯誤しながら磨いてきたものだが、4回を経て良いプログラムに仕上がってきたと思う。(自画自賛)
そして、ちょっとフォーカスを当ててみたいのが、このプログラムの振り返りで必ず語られる一つのことだ。
それは、
「もっとゴールから逆算して、時間配分や役割分担を明確に決めれば良かった」
という反省だ。
確かに、そのアクティビティの期間では、大抵のチームはカオス状態に陥る。結果的にうまく行ったとしても、再現性のある形にはならない。だからこそ、もう少し決めるべきところをしっかり決めておけば良かったと反省するのだろう。
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