お菓子作りとマインドフルネス
昔から、お菓子作りが好きだった。
特に、ストレス溜まったり落ち込んだりするとお菓子を作る傾向があったのだけど、
これ、"Anxiety Baking"といって、医学的にも認められている現象、らしい。(そのまま"Stress Baking"と言うことも)
確かに、お菓子作りには決まった工程と終わりがあり、作業に集中すると余計なこと考えなくて済む。甘くていい香りに包まれるし、完成したときには達成感が得られる。そして何より、出来たお菓子がおいしい。
実はこのBaking、マインドフルな行為になるらしい。
マインドフルネスとは、すでに過去に起こったことやこれからの未来に起こることを考えずに、今、この瞬間に自分自身に向かい合うこと。
確かにお菓子作りって、目の前の材料を計り、手順通りに混ぜて、時間通りに焼くという一つ一つの「今」に向き合っている…余計なことも考えない…
現に今、スーパーから小麦粉やバター、生クリームが消えている。ということは、家でお菓子作りをしている人は相当数いるんだろう。今の状況にストレスが溜まっているのかもしれないし、子供と一緒にお菓子をつくっているのかもしれないし、それぞれ目的は違うだろうけど、マインドフルな状態になれることは共通しているんじゃないか?
こうやって学問的に考えると、確かに!と思うし、名前がつくほど一般的なことなんだなと感じる。理系だからそういう論理で説明できちゃうこと自体は大好きだったりもする。
でもそれよりも、それを知らなかった自分が、「今、この瞬間に意識を向け、集中し、ただ向き合う」というマインドフルネスな状態になることを無意識にやれていたんだと思い、ちょっと誇らしい気持ちになった。
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