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食いっぱぐれない力の育て方

この記事の続き。

内定をもらった会社から返信が来た。

労働条件通知書は今週末に郵送予定。
就業規則は、渡せないが、本社に来てくれれば閲覧できるという。

私に言われてから調べたのか、
最初からわかっていたのか?
今までの対応から考えて、多分前者だろうと思う。

言われて初めて対応する。
それがほとんどの零細企業の実態である。

このように零細企業は緩い。
今回のように大事なところさえしっかりすれば、その緩さは自由と感じることもできる。

マニュアルがない?
上等じゃないか。
前任者がやってたものを見て、自分の知識と経験を活かして考えて、好きなようにやっていいと言うことだ。

引き継ぎが不充分?
そんなの気にすんな。
結構大目に見てもらえたり協力してもらえるもんだよ。

私はたいした能力はないんだけど自由にやりたいので、緩い職場が向いている。

知識も経験もない人や、好きなようにやることが苦手な人にとっては地獄かもしれない。


本業は零細企業だが、バイト先は大手チェーン店である。
飲食店なので忙しさや当日欠勤の影響で上がれないこともあるが緩くはない。

初出勤日は、まず雇用契約書にサインしてから勤務開始。
全ての作業に研修動画やマニュアルがあり、誰でもいつでも見ることができる。

新人が入る日は責任者が教えられるよう、普段より1人余分に人がいる。

向き不向きがあるので全員が同じスピードで成長する訳では無いが、半年やれば高校生でも半人前ぐらいにはなれる。
高校生を雇うことを前提にしているのだから、丁寧に教える仕組み作りは当然であり必然でもある。

高校生は社会人ではない。
知識も経験もないし、好きにやれと言われてもなんのこっちゃだ。

タスクをこなすのに必要な最低限の知識を習得すること

知識をもとに自分で考えながらタスクをこなしていくこと

この2つを繰り返していけば、どこでもやっていける力が勝手についていく。

お金持ちになれなくても、食いっぱぐれることはきっとない。






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