冬と春の間の昼
長いひるねから起きたら、しばらく聴いていなかった音楽が脳内をぐるぐると回った。曲名を思い出せなくて勘を頼りにスマホで音楽を再生すると、とても大きな音で再生されてびっくりして慌てて音量を下げる。この大きな音は弟とのドライブ中に車内で音楽を聴いていたことの残り香。久々に休みがかぶってアウトレットモールで買い物をしたあと彼イチオシのラーメン屋に行き、車内でうまさの理由を散々議論した。そして「お世話になったツタヤとスーパーがなくなるらしい、跡地には何が入ったらいいのか問題」を晴天のもとSAKEROCKをおともに話し合い、「地元のチェーンドラッグストアとユニクロだ!」という最終回答を得た頃に家につく。
弟の車のフロントガラスの内側がほこりっぽくて気持ち良い晴天の気持ち良さが3割減だったから、アウトレットモールのフードコートにあった使い捨ておしぼりでインスタントに汚れを拭き取り「なんとなく綺麗になった!」と帰り道の晴天を楽しんだ。
最近からだの調子がよくない父親は昔からアウトドアブランドがすきで、でも彼がアウトレットにくるたび買い物をしているブランドは惜しくも突然の閉店をしていたので「あれ、あそこなくなってる!お父さんに知らせないとねえ。もっと元気なくなっちゃうかなあ」と淡々と話した。
行きの車内でandymoriの良さを熱弁する弟に「じゃあ彼女ちゃんの良いところはどこ?」と聞くと笑いながらさらっと、でもちょっと長めに答えてくれた。
帰宅したら友達から届いてた手紙、4回くらい読み返してほくほくしたあとアウトレットで買ったカーディガンを着てほくほくしてからひるねした。弟も寝ていたので家の中は静かだった。
3月3回目の月曜日、記録したかったよい時間がいろいろあった。夜ご飯は水餃子。このあとはたぶん読書。