映画zakkan 「夜明けのすべて」
三宅唱監督の作品にはどれも"品"がある。
私はその品の良さにいつも矜持を正す気持ちにさせられるし,
それはきっと人間としての在り方を考えさせられるからだと思う。
映画は色々なテーマを扱い,表現するものなのに,鑑賞したら結局
"私はどう生きる?"というところに帰着するとは不思議な感覚だけど
故にやっぱり私は三宅監督の作品が好みだといえる理由だと思う。
今回の「夜明けのすべて」も, "品"はもちろんのことだけれど
夜明け前にいるすべてものたちへのやさしいメッセージを感じた。