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9/25 アヘアヘメタ認知おじさん

最近会社の研修がまともにSEらしくなったからでしょうか、分かりやすいストレスは減りました。でもテンプレ通りのパワハラを受けたのは頭に来ました。その話は大して面白くないので書きません。

ということで歌詞のためのインスピレーションも、ブログのためのネタもほとんど得られてません。最近はずっと資格の勉強をしているため、映画からのインプットもあまりありません。つまんねーす。

ブログを書きだした3月に僕個人の持ちネタをほとんど吐き出してしまったのですが、なんだかんだと6か月間最低1本ブログを投稿してきてます。

すごいね。


今回は先日あった出来事について自分の考えを簡単に整理しようと思います。今日の毒要素は10点中5点くらいです。

以下、自戒という側面が強いです。他者への攻撃じゃないよ

本題:質問することの難しさ

先日久しぶりに会った大学同期に「歌うコツ教えて!」と言われました。

さてこの瞬間から僕の脳はフル回転を始めます。

  • 歌の何を知りたい?そもそも歌のコツってなんだ?

    • ビブラートやこぶしなどの「ボーカルテクニック」のやり方?

    • ボイトレ的な話?ピッチをよくしたり高い声を出したりできるようになる練習法?

    • マニアックな話(喉の解剖学的な話とか)はしてもよいか?

      • ていうか裏声出る?

    • この人が歌や声、音楽に対する解像度はどのくらい?

  • そういうことではなく、単純な雑談としておもしろい回答を求められている?(多分日常的な会話だと8割はこれ)

など、メタ的思考が発散して、脳のメモリが足りなくなった結果なにもできなくなります。なんとか学ラジオミームのメタモンです。

この問いに対してこう答えたら一発アウトです。

「前提としてまず聞いて欲しいんだけど、現代人は社会常識などなにかしらの枠組みの中で生活しているから、発声にある種ストッパーみたいなものがかかっているんだよね。例えばジェンダーロールなんか典型的なもんで、男性ならこういう声、女性ならこういう声が望ましいとかそういうやつね。そういったしがらみによって発声器官本来の機能が眠ってしまっているんだ。歌を上手く歌うためには喉が自由でなきゃいけないことはなんとなくわかるよね?だからまずは喉の機能を回復させよう!ということで早速裏声の発声を・・・」(オタク特有の早口)

自分が喋れるときはこうやってブワーっと吐き出したくなるものですが、ここは社会性フィルタの勝利でもうちょっと丸くなったものを出力します。まあ、それが会話的に成功だったか失敗だったかはお察しですよね。

会話が上手な人あるいは本当に歌の理解度が高い人はきっとこの質問を上手くかわすのでしょう。


メタ認知モンスターの僕には、この手の質問は何を求められているか非常に難しいため面倒くさい。

質問するときは、なによりもまず自分の欲しい答えが何かをより明確に相手に提示するべきですよね(クソキモ研修講師)。

曖昧な質問には曖昧な質問しか返ってきません。


何が知りたいかもっと解像度を上げてから質問したほうがいいです。例えば自分の意見を添えるとか、この質問に至るまでの流れを付け加えるとか。それだけでも質問される側は気が楽になります。


「何が分からない」のかが「分からない状態」でくる質問がこの世で最も最悪です。質問される側も面倒です。

冷静になってみると、こういう雑談一つでいろいろ考えてしまう自分もなかなかキモイですね。

ボイストレーナーでもないのに偉そうなことを書いてしまった。



レッスンで僕も先生にいろいろ質問しますが、クリティカルなものじゃなくても先生が困らないように頑張って工夫しようと思います。

とにかく、質問はその意図が曖昧なまま投げずに、ある程度肉付けしてからにしようという自戒でした。

来月はもっと面白いこと書けるように、インプット頑張ります。

その前に資格頑張って取ります。


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