自動筆記ごっこ

自動筆記もどき→#自動筆記とは(Wikipedia)
要するに言葉を意識にない方向に繋げたらいいんだと思っています

1.
情動と洗濯ばさみとこの先何があるかなんて考えるだけむだよ。
弾んだ先のコミックに跳ね返されるぐらいの靄がかる思考にふわふわの綿菓子トッピングして何を包んであげようか。
そういえばここしばらく花も紅茶もはさみも枕も手元を照らしてタンスが開いていて、
排水溝掃除したっけねお当番小学生のころみたいウォーターサーバーと、電話がぴぽぱって。あたま痛いの噛みちぎってあげたい。

2.
きんもくせいと桜が似てたところで私になにも関係はないんだけど考えても考えてもここに金網があってどこにも行けないから今日はリュック背負って豆腐屋の先まで、あれなあに、猫の泉が見える。
ネズミ飼ってみたかったけどだってすぐ死んじゃうんだもんはだけてゆく。命とか爪とか髪とかおとぎ話とか、ガラスの靴叩き割ろうにもかぼちゃが向こうで腐ってら、茄子にカビはやしてこないだ捨てたのざまあみろ。
みんなだって落ちていきたいに決まってるんだもん、曇間からハシゴが降ってくる。

3.
はせくら、はせくらってだれだっけ知り合いじゃないわ、さなえもひろおみも知ってる人にいないのにぐるぐる、逆にそう、私のアタマ乗っ取るみたいに嘘みたいにそこに居つづけてよ名前だけのあなた。

4.
好きな人がしあわせそうにしている夢を見て胸が苦しいそんなありがちな日と、ぬいぐるみ抱っこしていつまで私ここにいていいの、皿を割ったときの諦めてるのに痛いきもちがリフレイン早く晴れてよ光輪、好きな作家が死んでいたことに5年も気づかなかったいつか、鶏肉を割く、頭の中に澱のようにいつまでもいつまでもいつまでも巣食うもの

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