えくらべ 第一回
第一回と書いたものの、何回目までやるか分かりません。
もっと言うと第二回があるのかも分かりません。
本日の出場選手1
LUMIX DC-S5 + LUMIX S 50mm F1.8
略してLUMIX S5 + 50mm F1.8とします。
本日の出場選手2
LEICA M Typ 240 + SUMMICRON-M 50mm F2.0(第三世代)
略してLEICA M Typ 240 + 50mm F2.0とします。
共通にした設定
出力:JPEG(撮って出し)
絞り:F2.0
WB:AUTO
色空間:sRGB
目的:
今回はボディもレンズも異なるため、今回の比較で見えるのは自然光下でのLUMIXとLEICAの絵作りの違い。
標準単焦点の組み合わせとして扱われやすそうな組み合わせにしたときに、どんな写りの違いがあるか、を確認する。
比較においては、好みをなるべく排除した表現を用いて、あくまでも、雰囲気の違いや演出の感じを見比べてみる(定量的ではない)。
また、下記の点は明記しておく。
ボディ、レンズの発売年は全然違うので、開発者が意図しないセンサ性能、信号処理や光学特性等による差異はあるかも。
絞りが同じでも開放か多少なりとも絞っているかは光学的な面で画像の仕上がりに多少影響する可能性がある(F5.6辺りでやればよかった)。
LUMIX S5 + S 50mm F1.8
LUMIX DC-S5の有効画素数は2420万画素。
LUMIXは、色の再現性が良く、また、自然な雰囲気を映し出してくれる。
今回は某ショップの紙袋。
期待通り色味は見た目と殆ど同じ色になった。
机の色も、背景の家具の色もほぼ見た目通り。
そして何かが強調されることなく自然な仕上がり。
持ち手の繊維感(そんな言葉あるのか?)や紙の折れ目の質感などしっかりと映し出されている印象。
LEICA M Typ 240 + 50mm F2.0
LEICA M Typ240の有効画素数は2400万画素。
LEICAの絵作りについてはまだ全く理解が追い付いていないので、形容は避ける。
若干袋の形が角張って見える(かもしれない)のは視点がずれたから。
とはいえ、LUMIX S5 + S 50mm F1.8と比べると、若干紙の硬さが増したような、言い換えるとより強度の高い紙を使った紙袋のように見える。
これはLUMIXよりもコントラストが強めなんだろうな。
全体的には、僅かに露出が抑え気味の印象(測光モードはクラシック)。
色味は、明るい部分は少し黄色がかっていて、でも家具などの暗く見える部分の赤茶色っぽさは抑えられているちょっと不思議な感じ。
ご参考
LEICA M Typ240のFilm ModeをSmooth color filmにしてみたらこんな感じになった。
明らかにコントラストが上がり、かつ色味が青色を帯びた。
Summictonは解放F値なのにあまり周辺光量落ちが目立たないが、Film modeにすると演出として周辺光量落ちが入るようだ。
LUMIXのL.クラシックネオも撮って比較対象にしたら面白かったかもしれない。
L.クラシックネオの場合は設定範囲が広いしWBとの兼ね合いで出せる雰囲気が全く変わるから敢えて作り込んで撮影しても面白いかもしれない。
Fujifilmユーザであればいろんなフィルムシミュレーションがあるからそういった(どういった?)楽しみ方が出来ると思う。
X100Vのクラシックネガは本当にエモかった。
X100Vは、LEICA M Typ240を買う前は結構本気で買おうか迷った。
そんなこんなで「まとめ」は特にありません。
今回もありがとうございました。
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