水素とは一体何?
今、人類が最も研究すべきテーマの一つが「水素」です。それは石油に代わるクリーンエネルギーと人間の健康に役立つ物質だからです。
人間の健康に役立つ物質である水素には、分子状水素(H2)と原子状水素(H)があります。水素水や水素吸入で用いられる水素は、分子状水素でガスの状態です。その分子状水素は、研究がまだ初期段階ですが、170種類以上の人体及び動物の疾患モデルに対して、1000以上の学術論文が発表されているんです。これらの論文では,ほぼすべての臓器で直接的あるいは間接的に酸化ストレスが関与する疾患モデルに対して、水素の効果があることが発表されています。皆さんが知っているビタミンには、100年以上の歴史があります。しかし、水素が細胞内のヒドロキシラジカルを消去することができると発表されたのが2007年で、まだ歴史が浅いため、さまざまな意見があるのも無理がありません。しかし、実際にさまざまな体感を得ている方がいるのは事実です。
実は、水素は人間の腸内でも産生されているんです。しかし、腸内細菌が作った水素だけでは、足りない時代になってきています。ここ数十年の時代の変化とともに、私たちの身の回りは『便利化・合理化・近代化』してきました。このような社会環境の変化、文明の発展により生活の質が飛躍的に変わってきたと言えるでしょう。そのため、活性酸素が体内で発生する原因も、昔に比べるとかなり増加してきています。よって、これまでの抗酸化物質だけでは、活性酸素を除去しきれなくなっているのが現代社会です。
水素は元素のなかで最も小さく、宇宙全体では一番多く存在しています。地球上にある水素のほとんどは、水(H2O)のように化合物として安定して存在していますが、単一で存在することはありません。水素は地球上で最も小さい物質であるからこそ、身体のすみずみまで行き渡ることが可能とされています。さらに、現代人の健康維持に必須な強力な抗酸化物質として、注目されてきています。
さらに水素はビタミンCよりもかなり小さいです。人間の細胞と比較してもとても小さいため、水素が身体のすみずみまで行き渡ることができるんです。