レタックスをポストから差し出した話

noteでは初めての投稿です。普段はTwitterで活動しているのですが、長めの記事を書きたいなぁ…という事もあるので初めてみました。

記念すべき(?)最初の話題

「レタックスをポストから出す」

そもそも「レタックスとは何ぞや?」って人も多いと思うのでそこから書いていこうと思います。

レタックスとは…?

「レタックス」というのは日本郵便さんが提供する「ファクシミリ送信型電子郵便」(電子郵便約款より)というものです。(電子メールじゃないよ)

専用の原稿用紙を差し出すとその内容を郵便局でスキャンして、相手先の配達を受け持つ担当郵便局ではその受信データを印刷して配達に行く、というもので、日本国内の多くの地域には15時半までに差し出せば当日配達が可能で、電報に似たサービスとも言われるものの手書きの文字やイラストなども送れる強みがある商品です。

「学校の入学式卒業式の祝電の掲示板とかに貼ってあるA5サイスのアレ」と言えば、なんとなく(あれかー)ってなる人もいるかな…って思います。

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出来立てほやほやの郵便局に行くとこんな感じでお祝いのレタックスが壁一面に貼られているのを見ることができます。こういう感じで届きます。

で、レタックスを差し出す方法は5種類あるのですが、このうち事前手続きが必要な方法を除いた、一般人がある日「あっ…そうだ、レタックスを出そう。」って使える方法は3種類となります。(←そんなこと思う事無いって?)

1、Webゆうびんサービスを用いてネットから申し込む

2、郵便窓口で差し出す

3、ポスト投函

言わずもがな現在ではネットで申し込む方が便利で、ネットから申し込む場合料金も安くなり、カラー原稿を送ることも可能になり、配達状態を追跡することも可能(※)になります。

※実は郵便局やポスト投函で差し出しても配達管理や再配達用に追跡番号自体は付与されているのですが、差出人が追跡番号を知ることはできません。

で、ポストからレタックスを差し出すには?

適当な封筒に料金相当分の切手をはり、通信文、差出人と受取人の住所、氏名を書いたレタックス用紙を入れて投函します。封筒の表にあて名は書かず、「レタックス」又は「電子郵便」と朱記していただきます。

と日本郵便のサイトには書いてあります。

つまり…?

レタックス原稿用紙を入れた「レタックスか電子郵便と赤で書いて」「切手を貼付した」封筒をポストに投函するのです。そして封筒に「あて名や差出人」は書かないのです。

(いやぁレタックスをポストに投函する人とか滅多にいないだろうし、封筒にあて名書いてないから「あて所に尋ねあたりません」で処理されるんじゃ…って心配になる…ならない…?)…って思うわけです。

そんなわけでレタックスをポスト投函してみたいなぁと昔から気になっていたものの、そもそもレタックスを出す機会が無いわけで…。

時は来た…

レタックスを出すここぞという機会があったのでポスト投函しました。

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こんな感じでお祝いのメッセージをレタックス原稿用紙に記入しました。

レタックス原稿用紙は上記サイトや郵便窓口で入手できます。

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【注意】デジタルカメラなどで撮影した郵便切手類の画像データをホームページやブログなどに掲載した場合については、その行為自体は「郵便切手類模造等取締法」の取締りの対象とはなりませんが、掲載した写真が印刷された場合には同法に抵触する可能性があります。 (総務省サイトより)

一般的な角形2号封筒にこのレタックス原稿用紙を入れて、リボン台紙を指定した(原稿用紙の宛名欄の近くに「リ」と記入してある)ので604円分の切手を貼付し、封筒に宛名を書かないのが不安過ぎて結構大きめに「電子郵便」と朱書きし、念には念を入れて「レタックス原稿用紙在中」と記入して…

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…ポストに投函。

無事に届いたらしいです。

後日談

地元の集配郵便局である(地域区分局でもある)浜松西郵便局から通信事務郵便(特定記録付)が届きました。

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こ れ だ け

え っ … ? ? ?

特定記録付でレタックスの領収書…( ゚д゚)

特定記録

追跡番号見てみたら確かにレタックスをポスト投函した夜に引受されてる…。

てかレタックスの基本料金って84円で、ほとんど特殊取扱の台紙代なんですね。

おわり。

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