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職場で初めて人間関係についてクレームを言ったら、モヤモヤとスッキリの感情が渦巻き、心の整理のために書く


職場では、割と受け身なほうだ。
立場的にも社員じゃないから、指示には忠実に従うし、理不尽だと思うことがあっても、職場の空気や、なんとかできているそれぞれのメンバーの役割のバランスが崩壊するほうが怖くて、いろんなことを飲み込んでやってきた。多くの人が飲み込んでいるのだと思うが。
合間のおしゃべりも、周りに比べれば自ら発することは少ないかもしれない。
気心が知れている家族やパートナーへの接し方と比べると、キャラが違う、気がする。
自分に自信がないせいかよくやってしまう占いで、宿曜占星術というものがあるのだが、
そこでは私は心宿という宿に該当して、いわゆる役者星だというから当てはまるな、なんて思ったこともあった。

という前置き。


初めてのクレーム

私は先日、上司の女性(社員)について常々思っていたことを、人事担当の上司にぶちまけた。
私が、人間関係のクレームを話すことは初めてだったので、上司も驚いたように見えた。

そのクレームの相手、彼女は明るくて話も面白い、ムードメーカーでもある。
ただ、作業指示や、質問などの言い方がものすごく感じが悪いときがあり(冷たいや意地悪やつっけんどんなどの表現が当てはまる)、数年間それに辟易としていた。私もだし、ほかの人も。中にはすでに彼女からの指示は受けられない、とNGを出しているスタッフもいた(これが社員の人ならもっと問題になっていたと思う)。でもそれは大っぴらにはなってないし、ほかの社員はただ、静観しているというか、諦めているように見えた。彼女は仕事の役割的にも支柱となる立場だし、なにより彼女のパワーが良くも?悪くも周りを圧倒していて彼女の上の立場である人も誰も、その態度についてアドバイスや注意をする人はいなかったのだ。一種のカリスマ性なのかもしれないが。

私も、その嫌な感じが毎日、毎回というわけではないし、話が面白いから、楽しくコミュニケーションをとるときもあり、そうすると情も湧いてきてついつい我慢してきてしまった。


堪忍袋の緒が切れた日

でもこの数年間の中でも、最近は嫌な感じの頻度が多かった。私がなんとなくそれを嫌だなと思う態度が表に出て、彼女もなんとなくそれか分かり、またイライラを助長してというその繰り返しだったのかもしれない。でもどうしてただのやりとりに、または誰かが休んだ代わりにカバーでやった仕事にまでなんの感謝もなく、意地悪な物言いをされなければならないのか、ある日もその意地悪な物言いに私はとうとう堪忍袋の緒が切れたのだ。

上司も、うん彼女はね…そうなんだよね、言い方に気をつけろってただ言うだけで伝わるかな、と一緒に考えてくれた。年度末の忙しい時期にタイミング悪く堪忍袋の緒が切れた私に…。ありがたかった。

本人にはちゃんと言います、と約束してくれた。


渦巻く感情

帰りの電車の中で、彼女が面白い話をしてくれたことを思い出して、少し心が傷んだ。もう彼女から楽しいお話は聞くことはないのかもしれない、と少し寂しくもなった。嫌いになりたいわけじゃないのにな、ほかにいい方法があったかな。
みんながみんな仲良くなれたらいいのに。疲れるなあ。
涙が出そうだった。
それでも家に着いたら、クレームを言った直接のきっかけとなったある日の彼女の態度を思い出して、やっぱり言ってよかったんだと思った。私は悪くない。絶対に泣かない。弱いと思われたくないし。
彼女の行く末なんて私の知ったこっちゃないし、明日から私は私で元気に仕事をする。



人間関係は煩わしい。めんどくさい。
社会で人間関係がパーフェクトなことなんて、一生ない。
それでも私は、優秀なわけでも器用なわけでもないのに、仕事が好きみたいだ。
専業主婦なんてなりたくない。
不思議だ。
またあと数十年働いて、褒められて喜んで、怒られて落ち込んで、繰り返して生きていくんだなあ。
本当に人生ってめんどくさいなあって思う。

あ、金曜土曜にお酒とおつまみが待ってることを励みに仕事頑張れているのもある。

今週末もお酒が楽しみだなあ。

そしてまた来週からも頑張ろう。



#職場
#クレーム
#人間関係
#嫌いになんてなりたくない
#仕事が好き

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