coloridoh創業以前の話ーエピソード0ー
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その中に、創業の想いやエピソードなどを毎日書いてるのですが、コネ、キャリア、お金がなくて、全然キラキラしてないのに創業してしまった主婦の絶賛足掻き中の記録として、気楽にご覧くださいませ。
よければこちら↓(LP)もご覧いただけたらめちゃ嬉しいです💕笑
メルマガでは第一回と第二回の順序が逆に配信してしまったのですが、今日は創業の原点となった体験。エピソード0をシェアしますね。
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【coloridoh誕生以前の話ーエピソード0ー】
「子どもってかわいいなぁ!」
私は昔から子どもが大好きで、私自身も四人姉弟の長女なのですが、一番下の弟とは13歳離れていたこともあり、昔から小さい子の面倒をみるのも大好きでした。ここだけの話、子育てには自信がありました。
その上料理も好きで、結婚後は料理関係の資格もいくつか取得しました。家事全般も要領がよく、新婚時代は「私っていい奥さんしてるわぁ!」と自己肯定感もMAXの幸せな日々を送っていたのです。
そう、長男が生まれるまでは。現実は全然甘くなかったのです!
初めての赤ちゃんはもちろん可愛い!授乳中も顔を眺めているだけでも幸せを感じ、それがこの先も続くものだと思っていました。
それなのに、独身時代はソフトウェアの営業で、刺激のある環境に身を置いてたこともあり、育児休暇中とはいえ、日を追うごとに、
「私、今日も誰とも喋ってない」
「オシャレをしても出ていく場所がない」
「自分自身の成長が感じられない(キャリアが止まった)」
そんなふうに感じられる日々に、段々と世間との孤立や焦りを感じるようになりました。
「でも私はいいお母さんになるんだから」
と、ベビー服を編んでみたり、手作りでおままごとのおもちゃを作ってみたり…。
でも、生まれたばかりの長男がもちろん喜ぶわけでもなく。なんだか自己満足を見せつけられた感じで虚しくもありました。
数ヶ月して、長男が動くようになった時がまた大変! 当時、深夜2時まで夫は帰宅しなかったので、ワンオペ育児はすべての責任が自分にあるように感じ、トイレへ行くのも、お風呂を入るのも、食事もすべてタイミングを良くみて、素早くするしかありません。
料理の途中で泣かれたり、家事の途中で動いたり、子連れでのスーパーのお買い物も簡単ではありません。それが365日、24時間…。
家事が得意、子供のお世話が好きだった私が、その両方をすることになった途端、思うようにできなくなり、いつも可愛く、笑顔の奥さん・母親像になれていないことに、みるみる自信をなくしていきました。仕事もしていない状態で、自分の強みや良さが分からなくなってしまったのです。
でも、これが「みんながやっている母親業」なのです。
私はこの後、自分が笑顔になれないことに気づき、「子どもが小さいうちは家にいて」という夫の反対を押しのけて、料理学校の講師として働き、ようやくバランスを取り戻したのですが、この時の気持ちは今でも覚えています。
私には4人の子どもがいます。
「4人も子育てしてすごいですね」なんて言われることもありますが、子供の数は関係ありません。一人目のこの頃が私にとっては精神的にキツかったです。
家事も育児も自信があった私でこれだけしんどいなら、料理が苦手だったり、赤ちゃんに初めて触れるとか、そういう人は本当にどうしてるんだろう? もっとしんどいんじゃないか? なんとかできないだろうか? そんなふうにも思うようになっていました。
私は独身時代「主婦なんて誰でもできるでしょ?」と思っていましたが(本当にごめんなさい!)、初めて世間の母親たち、全員を尊敬し、その痛みを感じることができました。
ここからまだまだ一波乱、ふた波乱あって、昨日、お届けしたcoloridoh創業へとつながりますが、今日はその原点について触れてみました。ではまた明日!