目が見えない、見えにくいこと
福岡ではここ数年、6月から7月の間に災害級の大雨に見舞われています。
私のまちでも、まだまだ床上浸水などの被害による日常生活への影響が心配されます。
幸い、近年の大雨災害での人的な被害はありません。
しかし、長期間の大雨や土砂災害になれば、命の危険は避けられません。
そんな中、目が見えない、見えにくいという方から話を聞く機会がありました。
障害者手帳をお持ちの全盲の方や、そうではない弱視の方など。
○健常者に比べ、情報を得られる手段が少ないこと
○ハザードマップはあるものの、見たことがない、見られない
○避難所があったとしても、そこまで行けるのかどうかが不安
普段の生活にもさまざまな不安があるのに、災害時の不安は、計り知れない‥と思いました。
テレビのニュースで『災害級の大雨』と言われても、そこに示される雨雲の動きは見られない。
雨の降る音、その激しさなどから感じるしかない不安。
だからこそ、普段からの『シミュレーション』が大事なのだそう。
普段から有事を想定しておく。
災害時に必要な物、連絡すべき人を書き出して、見えるところに貼っておく。
自分のために。
そして、支援者のために。
これって、すべての人に言えることで、災害時に自分の命を、まず自分が面倒をみる。
それでダメなら家族や親族。
近隣の地域の人。
そして、支援者。
その連携がうまくいくようにシミュレーションしておく。
災害が大規模であればあるほど、公的な救援活動が機能するには時間がかかる。
身近なつながりが、有事の際には最も信頼できるセーフティーネットになるのかもしれません。
目が見えない、見えにくい方の話を自分事として、また誰にでも当てはまるものと受け止めたのでした。
写真は、先日収穫した夏野菜。
隣家の義父が、孫のためにと、たくさんの野菜を作ってくれています🙂
こんな何気ない関係も大事なのでしょう✨
ありがたい。
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