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健康経営が生み出す企業価値=社員数×(ひとりひとりの、身体的健康+QOL+ワークキャリア満足)

健康診断に行ってきました。
おかげさまで、今のところは問題なし、とのこと。
いや、やや太り気味なんですけどね。毎回、紹介状が入っているのはそこw
それはさておき、、

私の健康診断と前後して、仲の良い人に、重い病気が見つかりました。

本人から報告を受けました。啓蒙として、本人からブログへ書くことの承諾を得たうえで書きますが、緊急に手術が必要ということで、周囲がかなり慌ただしくなっているそうです。
これまで病気らしい病気をしたことがなく、健康をアイデンティティのように語っていただけに、かなりショックを受けていました。

あらためて、人は、どういう生き方をしたら、幸せを感じながら働けるのか、ということを考えた時に、やはり、健康は大切だな、と当たり前の答えを嚙みしめています。

最近、人的資本経営、健康経営について相談を受け、セミナーをする機会が増えてきました。

私の考える「健康」の定義はただ健康診断で体が何の異常値も出さない、というものではなく「自分の状態が把握できていて、自分の生活が把握できていて、食べていくための労働環境の把握ができている」ということ。

つまり、
身体的健康+QOL(クオリティオブライフ)向上+ワークキャリア満足
が、その人の「幸せ度」だと考えるわけです。

身体的健康は、体の健康。
QOL向上は、人生全体の価値を上げること。
ワークキャリア満足は、仕事における満足。

そして、ここでいう「把握」というのは「過去の状況を知り、今の状態を知り、将来を見据えた行動ができていること」を言います。

・身体的健康の把握のために、健康診断をうけることの大切さ
・QOL実現のために、キャリアコンサルティングをうけることの大切さ
・ワークキャリア満足のために、評価面談などをうけることの大切さ

があります。
もちろん、適した医師、適したキャリアコンサルタントなど、相手も必要になります。

全社員における、幸せ度が高くなると、結果として、社員が生き生きと働きやすい環境が作れるようになります。

人的資本経営、健康経営は、この実現に向けて会社の仕組化をすることです。

もし、離職率や社員の満足度、にお困りの場合は、取り組んでみてください。
必要でしたら、私もお力添えします。

成果は、直接的なこれらの改善にとどまらず、社内外からの企業イメージアップ、生産性のアップ、就職希望者の増加など、幅広く良い影響をもたらせてくれるはずです。

人的資本経営や、健康経営は、最近とくにキャリアの世界で意識すべきと強調されていますが、私はそれは、キャリアの専門家ならではの視野狭窄(専門分野に対する強い想いによるもので、一概に悪くはないです)だと考えていて、本質はこれらのバランスだと考えています。

私の近い人の例だと、体調が悪いということを伝えていた中で、会社側が現場の忙しさもあったようですが、特に気に留めずに働かせていたようです。
本人も、大丈夫大丈夫、という感じでしたが、時折辛そうにはしていたようです。
その時に、声をかける、もしくは本人が危機感をもって病院に行こうと思える、そんな環境も必要になります。

一人でも多くの社員が笑顔に働ける環境を創り、企業全体として笑顔になっていけるようにしてほしいと、あらためて感じました。

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今回も、最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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