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新しい学校のリーダーズ • SUZUKAちゃんの発言に思ったこと
先日、フジテレビのナイナイミュージックに出演していた新しい学校のリーダーズ。
そこでMBTI診断をしていたわけだけど、それぞれの診断結果を見たあとSUZUKAちゃんが
「こんな、たかだか16のパターンにあてはめられてしまうのなんて!」
みたいな事を言っていた。
この診断って、K-POPアーティストから火がついて日本の若者にも流行していると認識しているのだけど、合ってる?
私は全然存在を知らなくて、エガちゃんねるでエガちゃんがやってるのを見て興味本位でやったらなんとエガちゃんと同じ提唱者であるという結果になったという記事を書いたような、書いてなかったような。
私的には、あぁ、なるほどね。
そう言われればそうかもね。
みたいな感覚だったのだけど、SUZUKAちゃんの発言を聞いて確かに、自分というたった一人の尊い存在をわざわざ16しかないパターンに当てはめて納得しているクソ狭い世界観っていったい何なんだろうと思ったのだ。
しかもそれを率先して自己紹介なんかで用いているのが若者だというのだから。
私が10代〜20代前半の頃なんて人と何かしらが被るのが本当に嫌で仕方なかった。
当時あった、ちょっと変わった若者に大人気の宇宙百貨という雑貨屋(アラフィフには懐かしい店名!)で絶対人と被らないだろう!と張り切って買った黄色のリュックがまさかの遠征先の会場で被るという事案が発覚した時、ショックの余り大きく落胆し友人に何事かと心配されたほど。
いつぞや巷のティーンを席巻した双子コーデ(もうこの表現さえ淘汰されてしまったとは思うけれど)なんて理解に苦しんだぐらいだ。
運動会のかけっこでみんなお手々つないでゴールイン!みたいな事を教育現場でされてからなのか何なのか、「人と同じ」という安全牌を持つ事が、生きやすさに変化しているのだろう。
まぁ全てはお手々つないでゴールイン!よりも何よりも、SNSが大きく影響しているはずだ。
ちなみにリュックが被ったぐらいで大きく落胆するほど「人と同じ選択なんて、してたまるもんか!」と息巻いていた私でさえ、齢50が近くなると世の中に中指立てるエネルギーが減ってきている自覚はある。(でも迎合できるほど器用ではないので結果的に中指は立てています)
そんな私に、
いやいやいやいや。
もっと我が道、行って良いでしょうよ!
黄色のリュック、背負たらいいですやん!
(あ、今はないです)
SUZUKAちゃんの言葉が幻聴で聞こえ背中を押してくれたのと同時に、SNSなんてド無視して、エネルギーが否が応でもあるうちに鬱陶しいぐらい自己主張した方が良いぞ、若者よ。
と考えさせられた。
私も、もっとかっこいいおばさんでいたい。
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