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阪神大震災から26年

私が住む関西は「地震や台風などの自然災害とは無縁」と思っていた。その考えが大きく変わったのが26年前の1995年の今日だ。

午前5時46分、大阪の北東部の実家で暮らしていた当時大学生だった私は人生で経験したことのない強い揺れに布団から飛び起きたものの、あまりの激しさと長さに何もすることができなかった。幸い、自宅は大きな被害もなく同居の家族も問題なかったので、「えらい揺れたな」ぐらいとしか思わなかったのが・・・

朝のテレビ報道もまだ状況を把握できていなかったようで「大きな地震があった」とぐらいしか報道されていなかった。その日は大学の後期試験だったので、いつもどおり自転車で大学へ。しかし大学は当然ながら地震により「臨時休校」。ただ、この時点でさえも私自身は阪神間で起きていた事の重大さを認識しておらず、帰り道で所々、ガラスが割れているのを見て「あれだけ揺れたもんな~」とぐらいしか思ってなかった。

そんな気持ちが吹っ飛んだのが、家に帰ってから見たテレビ画面に映る横倒しになった阪神高速道路。それからはテレビから流れる映像に声を失った・・・

阪神大震災後、日本各地で大きな地震だけでなく、台風や豪雨で大きな被害が発生して自然の脅威に翻弄されている。そして今は新型コロナウィルスの感染が拡大し収束の見通しが立たない。しかし、一人一人ができることをしっかり行えば絶対、打ち勝つことができると信じている。

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