【海外一人暮らし自炊記録】2023年25週目@スウェーデン王国
さて、midsommarを目前にして、先日 我が家では約2年ぶりに週間食事スケジュールを変更することにした。というのも、大学入学を機に一人暮らしを始めてから10数年、何曜日に何料理を作るかということを固定した生活を続けている。
今回は特段の事情があったわけではないのだが、少々朝ごはんのスケジュールを見直したので晩御飯や買い出しの日時 含め全体に少々修正。
晩のスケジュールはそこまで多く変わったわけではないのだが、新しい一週間の晩の食事スケージュールでは以下の通り。
・月曜日 : イタリア料理
・火曜日 : ドイツ料理
・水曜日 : 中華料理
・木曜日 : スウェーデン料理(北欧料理)
・金曜日 : 自由
・土曜日 : 和食
・日曜日 : フランス料理
今後はこれに従って日々の料理をしていく予定。とりあえず、実際に実現可能かどうかを数週間ほど試してみよう。
では、新しい料理スケジュールでの初めの1週間、2023年第25週の週日5日間(6月19日~6月23日)の夕食のまとめが以下の通り。
ちなみに2023年25週目用の食材の買い出しはこちら。
月曜日(イタリア料理)
Primo piatto
"Pasta alla zozzona"
パスタ・アッラ・ゾッツォーナ
"汚いパスタ"という強烈な名称のローマのパスタ料理。ローマの定番”Carbonara”, ”Amatriciane”, ”Cacio e pepe”を組み合わせたような少し異色なパスタ。
この料理のために先日購入したばかりのサルシッチャを使って作ったのだが、久々に作ってみるとやはりなかなかに濃くてリッチな一品である。
気になる方は詳しい作り方はこちら。
Secondo piatto
"Arista al forno"
アリスタ・アル・フォルノ
豚肉を使ったトスカーナの郷土料理。セージやローズマリーなどのハーブを使ったArista(骨付きのロース肉)のロースト。
一応こちらでKambenと呼ばれているback ribを使用したのだが、骨が多くちょっと肉の量が少なかったかな。
Contorno
"Fagioli all’uccelletto"
ファジョリ・アルチェレット
こちらもトスカーナの郷土料理でコントルノの定番。白インゲン豆のトマト煮込み。アリスタと合わせられることも多い。白インゲンはトスカーナでは定番の食材であり、セージと共に煮込まれる。
火曜日(ドイツ料理)
Hauptgericht
"Reisfleisch"
ライスフライシュ
ドイツの米料理。本来なら生米から作るのだけれど、今回は冷やご飯が残っていたので そちらと塩漬け豚肉を使用しての"Reisfleisch"もどき。
Hauptspeisen
"Sauerkraut"
ザワークラウトの煮込み
先日仕込んだザワークラウトをベーコンと共にじっくりと煮込んでソーセージと共に…。ザワークラウトの煮込みにはジュニパーベリーが欠かせない。
ちなみにザワークラウトの煮込みといえば、日本でも有名なアイスバインもザワークラウトと豚肉を煮込んだ料理。
水曜日(中華料理)
大菜
"土豆排骨"
スペアリブとじゃがいもの豆板醤煮込み
本来はスペアリブを使用する料理だが、今回は月曜日に使用したback ribの残りを使用。スウェーデンではmidsommarを目前に新じゃがいもが旬真っ只中なので、この季節はじゃがいも料理が美味しい。
湯
"鶏肉粉絲湯"
鶏肉と春雨のスープ
本来は春雨を使うものなのだけれど、食糧庫を確認したところ残念ながら在庫なかったので、タイの米麺で代用。スープというよりは主食というほどのボリュームになってしまった…が美味しかったので良しとしよう。
木曜日(北欧料理)
Varmrätter
"Fisk i ugn med citron och gräslökssås"
シーフードのオーブン焼き レモンチャイブソース
ネギに似たチャイブ。チャイブを使ったソースはスウェーデンで人気が高い。この料理が厳密にスウェーデン料理と言えるかは難しいところだが、スウェーデンではチャイブソースも、オーブンを使った調理法も一般的なので一応スウェーデン料理ということで…。
金曜日(自由)
豆とドライトマトのスープ
元々の予定ではスペイン料理のMarmitakoを作る予定だったのだが、冷蔵庫にパプリカがなかったことに気がつきメニュー変更。Marmitakoは来週かな。
今回のスープに使用した食材はレンズ豆、ドライトマトのオイル漬け、玉葱、塩漬け豚肉、バジル、パセリ、タイム。仕上げに先日作ったバジルオイルを垂らして完成。
さて、明日はMidosommar。買い出しの日だし、何かいいものは売っているだろうか。あ、いちごは忘れずに買わないと…。
来週は何を作ろうかね。