トガプロ企画進捗報告vol.2【山菜班】
こんにちは!トガプロです。
今回も、前回に引き続きトガプロの各企画の進捗報告を行いたいと思います!
今日は「山菜班」です!
目次
Ⅰ.活動目的
Ⅱ.活動目標(今年度1年間で達成したいこと)
Ⅲ.年間スケジュール
Ⅳ.ここまでの活動報告
Ⅰ.活動目的
山菜を通じて、食や山の暮らしの本質的な部分や魅力を知り、伝える
この目的の意味を説明するにあたって、目的に至った経緯をお話ししたいと思います。
「山菜」に関わる企画をしたいと思ったきっかけは、利賀村で食べた料理でした。利賀村を訪れた際に村の食材を使った料理を食べさせていただき、その美味しさに感動し興味を持ちました。しかし、現在は「伝統ある利賀の料理を作る人が減ってしまっている」「山菜を取りに行く人が減っている」など、利賀村の料理の存続が危ぶまれているかもしれない状況にあることを村の方とお話をする中で知りました。
山菜をはじめとする利賀の素敵な食材・素敵な料理をもっと多くの人に伝えたい(伝えるお手伝いがしたい)と思い、トガプロとして関わることができる方法を考えていました。方針について試行錯誤をする中で、「伝える」前に、「知る」ことが大事であるということに気が付きました。
食材や料理は、生活になくてはならないものです。興味を持った山菜を足がかりに、利賀村という山の中での暮らし・食の魅力を知ること、そして暮らしている村の人のことを知ることが、本当に伝えたいことは何なのかを明確にし、多くの人に伝えられるようになると思います。なので、この企画では、「伝える」前に、利賀村の食のこと、料理のこと、暮らしのこと、人のことなど、利賀村の本質的な部分を「知る」ところから始めたいと考えています。
Ⅱ.活動目標(今年度1年間で達成したいこと)
今年度、山菜企画によって達成したいことは大きく分けて3つあります。
1:利賀村の方たちとお話して昔の村の生活を知る
活動目的で述べたように、私たちはまず利賀村を「知る」ことから企画を進めたいと考えています。私たちが普段過ごしている環境と利賀村の環境は全くと言っていいほど異なりますし、山の暮らしに対する理解もまだ足りていません。利賀村の当事者ではない私たちですが、当事者のごとく語ることができるようになるまで村の生活の本質を知り、当事者でない私たちの新たな視点から魅力を伝えたいです。
2:利賀村の食の魅力を伝える
山の暮らしの本質や魅力を伝えるためには、まず山菜を始めとした利賀の食を身近に感じてもらいたいと考えています。実際に食べてみないとなかなか食材の美味しさや魅力は伝わらないので、何らかの形で山菜の美味しさを届ける活動を行なう予定です。
3.ゼロから何かを作り上げる経験をする
この企画は今年度からスタートしたので、何もかもがゼロからのスタートです。だからこそ様々なことにチャレンジできます。後述する活動予定にもありますが、今冬から本格的に多くの人に向けて村の生活を伝えられる企画を始めていきます。
Ⅲ.年間スケジュール
年間スケジュールは下の画像に示したように計画しました。
Ⅳ.ここまでの活動報告
これまでの山菜班の活動として、利賀村で行われた演劇イベント「サマーフェスティバル」で山菜餃子を出店しました。
数ある山菜料理のなかでも山菜餃子に至った経緯として、山菜に対する温度感を知りたいという想いがあります。利賀村の外からイベントに来る人たちが山菜に対してどのような印象を抱くのかをまずは調査したいと考えました。そして温度感をより詳しく知るために、料理にしたときに、山菜の味がわかり、山菜ごとの味が比較できるような料理を作りたいと考えました。餃子の他に山菜ピザを作ってはどうかという話も出ましたが、ピザでは比較ができないのではないか、もっと手軽に比較できる料理をということで餃子に決定しました。以上の話し合いから、行者にんにく、こごみ、すすたけの3種類の山菜餃子を作ろうということになりました。
出店する前に試作をしたのですが、山菜とひき肉の割合はどうするのか、についてやどのくらい細かく山菜をカットするのか、など様々な問題が発生しました。試作をして初めて湧いてくる疑問が多くあり、試作をすることの重要性を実感しました。今後もこの気づきを活かして入念な準備をして本番に臨もうと思います。
山菜班の活動報告は以上になります。お読みいただき、ありがとうございました。