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ひたすらに、考える

こんにちは、トガプロ三年のりょうです。
一年間のトガプロ活動の振り返りということで三年の僕も書いていきたいと思いますが、noteでトガプロに対する自分の考えは色々と発信してきたつもりなので以前とかぶってしまったらすみません。

ただ、今回は牛島ゼミを志望している二年生たちにもプロジェクト活動を少しでも知るきっかけになったらいいなと思うので、本音を語っていきます。(二年生見てくれてたらいいな笑)
トガプロ内のことと、利賀村との関わりについて分けて書いた方が分かりやすいので、そんな流れで進めていきます。

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1.とにかく優秀な先輩方

トガプロ内で感じたことはとにかく先輩がすごかったということです。(別に持ち上げている訳ではないです笑)
特に企画を考える際に、どういう目的でこれをやるのか・具体的にどのようなコンテンツにすればその目的が達成されるのかという道筋がしっかりしているなあと思いました。

みずほさんも書いていたように、プロジェクト活動って明確なゴールがないんですよね。トガプロも「関係人口を〇人増やす」とか数値として目標を表してみたりはしていますが、結局どうなったら関係人口になるのかといった、はっきりとした資格はないですし、ややもすると「村を今後も存続させるため活動する」みたいな、ぼやっとしたテーマになりがちです。
自分も頭で色々と考えて進めるようしていたつもりですが、とりあえず村の人のためになるから何となくやっているという面もありました。

もちろん、以前僕が出したもりもりさん・長岡さんのnoteに書いたように(この後公開します!)、「やってみる」ということはすごく大切で、意識して取り組めればとは思っています。
ただ会議をする中で、自分と先輩方の違いで一番に痛感したのは、先ほど述べた企画の道筋という部分だと考えています。

そもそも企画の目的を考えるためには村の現状や課題を把握するところから始めるんですが、これが相当に難しい。今現在三年でプロジェクトの来年度企画書を書いていて、課題の部分から行き詰っていることを考えると、改めて先輩方のすごさを感じます。
来年度はそういった先輩方の姿に少しでも近づけるように精進します。

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2.オンラインでの価値

村との関わりという面では何と言っても、村に行けず従来の活動が出来なくなったことだと思います。

何か壁にぶつかったときに、とことん考えつつ動いてみるというのは一つの打開策だと思っていますが、やっぱりその中で「これだ!」という方策が見つからないのは大変な部分ではあります。
この一年間オンラインに向き合う中で、最初は自分も活動に積極的には関われませんでした。

そんな中で先輩方の後押しもあって、最近は春ギフトなど3年主体で動くことが増えているのは一つの進歩です。
ただ、僕の中でもオンラインを上手く活用して何か企画ができるとか、村にとって意味のある案が見えているということはあまり無くて、そこは乗り越えなければいけない部分であると感じています。

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(春ギフト。今現在もどう魅力を発信するか考える日々が続きます。)

よく会議などでもオンラインで出来ること・生み出せる価値みたいにカッコつけて言ったりしていますが、自分の中では「なんだ、それ?」って思いながら発言している部分もあります。
また皮肉なものでオンラインに向き合えば向き合うほどオフラインの大切さが身に沁みたり、非常に複雑な気持ちです笑。

自分が村に行けない中で利賀に愛着を持つのが難しかったように、地域と関わるにはやっぱり実際に触れて・見て・感じるということが不可欠なのかもしれません。
オンラインで地域に興味を持つ入り口の幅を広げつつ、直接村と関わることで永く村に携わってくれる人を増やす、といった形が一番良いのかなとは思ってはいますが、残り一年、これについてはまだまだ考え続けるつもりです。

何かまとまりのない文章になってしまいすみません。二年生にとってはマイナスに感じることもあえて書きましたが、正解が無いということは、自分がやりたいと思うことは自由にできるということでもありますし、そこがプロジェクトの醍醐味でもあり面白さでもあるのかなと思います。

最後に、プロジェクト活動を引っ張ってくれた先輩方、本当にありがとうございました。
自分たちが活動を進めやすいように気遣いであったりやり方であったり、色々と工夫されているのはすごく感じましたし、本当に有難かったです。その中で期待に応えられない部分は申し訳なかったですが、来年もこの経験を活かし、自分たちなりの「トガプロ」を作っていけたらと思っています。

いただいたサポートは、トガプロの活動費にあてさせていただきます。