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店員にキレる人のおろかな真実Part2

以下の記事の続きになります。読んでない人は読んでみて。

2.共感能力の低さ

前回、根本的帰属の誤りによって他人のミスの環境的要因が考慮できず、内的要因のみに注目してしまうと言いましたがなぜ環境的要因が考えられないのか?それはあなたにとって電車でうたた寝をしている人は赤の他人であり、そしてあなたは基本的に他人に共感することはないからです。

しかし他人に共感できないからといってあなたはわざわざ初対面の人に高圧的な態度をとったりしないでしょう?大抵の人、つまり共感能力が人並みなら、自分が不愉快な行為をしたら相手が不快感を得るのは容易に想像できるはずです。なのに彼らは不愉快な行為をやめません。もうわかりますよね笑

彼らは共感能力の圧倒的欠如により、あなたの感情を予測することができません。共感能力の低さはサイコパス特有の特徴ではあります。しかしこのような人がサイコパスかというと少し違います。サイコパスとは比較できないほど彼らは愚かです。

3.認知能力の低さアピール

共感能力の低さでサイコパスと比較しましたが、彼らとサイコパスの大きな違いは認知能力の差にあります。不愉快な行為をする人は往々にして認知能力が低いです。サイコパスの重要な特徴に「合理的である」という特徴があります。メリットとデメリットを天秤にかけて行動するため感情に左右されません。つまり不愉快な行為をする人々はデメリットについて考える能力がないのです。

あなたはアルバイトでクレーマー的な客がきたら、淡白な対応をしたことはないでしょうか?あなたも客がクレーマーになる原因帰属が間違っている可能性はありますが、このように対応されることはどちらのメリットにもなりません。彼らはこのようなネガティヴな影響があることを考慮できてないのです。仮に人を不快な気分にさせて喜んでいる人がいたらその幼稚さから認知能力はお察しでしょう笑

4.人間関係の悪化

私にとってこのような不愉快な行為をする人はたとえ自分の所属するコミュニティの人間であっても避ける対象となります。しかし彼らは仲間には優しかったりします。それなのに私のように嫌いになる必要はあるのか?
答えはもちろんYes!

彼らの対象の多くは他人であり、友人やパートナーであるあなたではありません。(もしあなたにもするのであれば検証が容易なのでここでは触れません)このようなケースをフレネミーと言ったりします。フレンドとエネミーを足した言葉である時は敵である時は味方みたい人のことを示します。このような一貫性の無い行動を取られると、あなたの認知のリソースは大幅に持って行かれます。大抵の人はここでストレスを感じ、それから逃げるために不愉快な行為をする人を避けるのです。不愉快な行為をする人は嫌われるわけでは無いのにこのようにして避けられることで人間関係が悪化する可能性があるのです。

5.彼らの特徴

これにはかなり個人的な見解が入っていますが、彼らのステレオタイプは非常に根が深いという特徴があります。わかりやすくいうと、思想が人種差別的であったり〇〇をしてる人は全員悪いなどの偏見を持っています。あなたが知っている不愉快な行為をする人を思い浮かべてほしい。彼らはこんなことをいってないだろうか?

「政治家はみんな金のことしか考えてない!」
「東京の人はおもしろくない!」
「大阪人はうっとおしい!」
「B型は性格がわるい!」

これらのステレオタイプは複雑なことを理解できない、あるいは想定できない認知能力の低さにあります。とはいえ「影響力の武器」の著者ロバートチャルディーニさんは人は50歳を越えるとステレオタイプが顕著になってしまう。と言っているのであなたもいずれそうなることを想像して、おじさんには優しくしてあげましょう( ^ω^ )

コラム

Part2まで読んでいただきありがとうございます。思ったことを書いているので間違っている点や理解できないところがあると思いますのでぜひコメントで教えてください。


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