やっぱりHIPHOPが最高だよね。 ~Hip-hop is art.~
私は普段HIPHOPしか音楽を聞かないので、流行りの曲が全くわからない。というか聞きたくない。
友人とドライブをしている時なんかにHIPHOPを流すと、
「ずっと同じ曲」
「なにいってるかわからない」
「お経」
なんて言われますが、今回は
HIPHOPがいかにアートであるか
を超偏見と偏った知識で解説していきたい。とりあえずDr.Dreの曲を聞こう
そもそも流行りの曲を聞かない理由
1. 能動的に聞かなくても、受動的に聞ける。
2. 思考の邪魔になる。
3. メッセージ性が高い。具体的すぎる
4. 別に君を求めてないけど…
2. 思考の邪魔になる。
音楽として非常にテンションが上がるのは共感できる。
これは映画館で行われていた実験だが、同じ映画を見ている人たちの脳は同様の部分が同じように活性化していた。それも時系列ふくめて
つまり人間同士がシンクロしているということである。
これは音楽にも言えるのではないかと思う。
しかし、脳がそのように活性化してしまっては、その他の作業や貴重な仕事の時間を結果的に延ばすことになるのではないか。
そして流行りの音楽では、極度にテンポやメロディが変化するのでそのタイミングで脳のリソースがそちらに向くことになる。
脳は特に変化に敏感なので結果的に継続して集中することができない
3. メッセージ性が高い。具体的すぎる
メッセージが具体的で、さらに感情表現も直接的なものが多い。
これによって、その音楽を聞いて思い出す風景や感情などは毎回似ているあるいは同じである。
そしてそれらの現象は他人でも似通っているものに違いない。
そのようなものはアートではない。アートとは
新しきものの同化、つまりはイメージの創造的な再構築の一環としてのトップダウン処理の動員によって、自己が刺激されある種の抽象的なものを前にしてポジティブな経験がもたらされる。
とエリック・R・カンデル博士がいってました!!
HIPHOPはいいぞ!
1. 刺激の少ない一定のリズム
2. シンプルで心地のよい音
3. 基本的に何を言っているのかわからない
4. 焦点となる音が存在しない
こんなこと言うと本当にHIPHOPが好きな人に怒られそうだが、基本的に私は英語もわからないので何を言っているのかわからないし、調べる気もない
とゆーか何を言っているのかわからないから良い
1. 刺激の少ない一定のリズム
これによって変化に敏感な脳への刺激を減らすことができる。
音楽に注目したい時はして、会話したい時は何か作業に集中したい時はそうすることができる。
カフェで流れている単調な音楽が会話を邪魔することはあっただろうか?
友人と大型ショッピングモールに行った時に、流行りの曲が流れて、会話や作業を中断することはなかっただろうか?
そのような経験があればHIPHOPの良さが少しはわかるだろう
2. シンプルで心地よく、何をいっているのかわからない
何をいっているかわからないというは、デメリットに感じる人もいるかもしれない。しかしそれは大間違いである。
流行りの曲は全体的には抽象的なメッセージを含むものが存在するが、日本語としてはもっというと単語としては理解でき、聞きなれたものだろう。
この母国語の聞き慣れたものによって、瞬時にその部分を主要とみなし、ボーカル以外の音はその付属品に成り下がってしまう。
むしろそのような曲が流れているとき、声以外の音に注目するのは非常に難易度が高い。
しかしHIPHOPは異なる。
何を言っているのかわからないので、ボーカルを含む全ての音が同様のレベルとなり、その焦点は聞く度に変化する。
そして、リズムやメロディーの変化が激しくないため、特定の感情を想起させることがない。
その感じ方は個人の気分や天気あるいは時間帯によって変化し、創造力をかきたて、鑑賞者を快の状態にすることができる。
まとめ
アートの良さとは、抽象的であることで、人間が生まれ持ってもつ音の認識機能や画像の認識の機能つまりボトムアップ処理だけでなく
これまでの経験や個人の知識、ここではトップダウン処理を過度に必要とさせることで鑑賞者に対して、あらゆる体験をもたらすことであり、
決してテンションが上がるや盛り上がるなどの単純なものではない。
だからと言って、BBQやドライブあるいは、恋人とのデートで流すと到底受け入れてはくれないだろう。
そのような状況は、創造的な自己に浸る場ではなく、ただ単に猿のようにテンションをあげ、盛り上がりを求めている場だからである。
創造力に乏しい人は流行りの音楽だけ聞いときな!!!
って!だれかが言ってました!!牛乳JAPANでありません。