手術とその後
手術当日の朝、術前からする予定の点滴で看護師さんがルート確保できず、別の看護師さんが反対の右腕に刺したけどまたダメで、大丈夫か? と不安になりながらも歩いて手術室へ。
まだ点滴できていないのを知った麻酔科医の先生が「僕が担当でラッキーだね」と言うので「ラッキー♡」と返したら、右腕に針刺しながら首を傾げたのが見えた。その場にいた助手の先生だか看護師さんだか2人の女性も一瞬沈黙、その後声を揃えて「流石です!」と。ようやく点滴できた時「先生、今さっき首を傾げてましたよね?」と言った口元にマスクが下りてきて、執刀する主治医の先生を見る前に意識はなくなった。
トントンと肩を叩かれ「終わりましたよ」と部屋に運ばれた後は、3時間安静で水分の摂取も禁止。ようやく14時半過ぎに水を飲めた。痛み止めが効いているのか、全然痛くない。異物が入った違和感もない。ただその晩は体勢が落ち着かず、全然眠りにつけない長い夜だった。
翌朝、流石な麻酔科医の先生がやってくれた点滴も、自分が変な動きをしてしまったからか血管外に漏れ出し、腕が腫れてきたので予定より早めに終了。血圧が低過ぎてクラクラするため、なかなか歩行器でも歩けなかったが、尿管外して欲しい一心で自力でトイレに行く練習も何とかクリア。全ての管が取れ、スッキリ。
術後2日目の今日は、病棟内ぐるぐる歩行練習もでき、シャワーも浴びることができたが、太ももはだいぶ腫れて熱もある。落ち着くまでは少しかかるかな。痛み止めと胃薬はもう少し必要みたい。