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コミュニティマーケティング

○そもそもコミュニティマーケティングとは?
商品を知っていて、かつ気に入っていて、それでいて商品を他の人にも広めたいと思っている。
商品の「ファン」と言える人たちをコミュニティ化することによって、新たな顧客を獲得していくという戦略。

いま、働いている会社にもコミュニティイベントが存在します。
業界は不動産投資業界。
投資というクローズの世界でオープンに話す人がいないという観点で、
うちのコミュニティは形成されているのかなと当初は感じていました。
ただ、時を重ねるに連れてリピーターが増えファンになっていく人たちを自分の目で見ていくと著者小島さんがおっしゃっている話が理解することができました。

○コミュニティする上で小島さんが気づいたこと
①いいコミュニティは情報を発信していくことが自分自身のプラスになっていく、というメリットに最初から気づいている人たちが中心になっていたこと。
②一度出来上がったコミュニティを後から変更することはできないこと。
(初期メンバーがかなり重要になること)
③技術だけの関心だけで人を集めるのは無理があるということ。
(後々、認識のズレでコミュニティに離れていく人がいること)
④「あの人はコミュニティにも貢献しているし、どんどんアウトプット・発信している」という人を見て「自分も頑張らないと」という人が現れること。(ロールモデルにフォロワーがつき始める)
⑤コミュニティもマーケットも大きくなることで、自分にも見返りがある。貢献した先を見せてあげることが非常に大事。これをすることでアウトプットすることやコミュニティを広める人がどんどん増えていく

○コミュニティを運営する上で行っていたこと
①勉強会・・・
3ヶ月に一回の頻度で開催。AWSの魅力と、今はこんなことをやっていますと報告する。プラスで事例紹介を行なっている。どんな話が聞けるのかを互いに共有し握っておくことが大事。
プラスでちょっと〇〇をやってみたなどの報告をしてもらう。
通常の発表だと20分だが5分ほどやったことを話してもらうことで、自ずと制限がかかる。結果アウトプットのハードルが下がる。これを意図的に実施していた。
コミュニティは集まるのがゴールではなく、情報を発信・拡散してもらうことがゴール。これがコミュニティ参加拡大の肝。
②懇親会・・・
勉強会とセットで開催。
勉強会とセットで懇親会を開催する。
その開催方法も普通の居酒屋ではなく立ち飲み居酒屋で開催する。
コレを行うことでどの人が喋るのが上手なのか、そして気を配れる人がどなたなのかを判別しやすいとのこと。
この飲み会を開催する目的が、「事例紹介」のスピーカーを開催する人・コミュニティのファシリテーターが上手な人・コミュニティのリーダー候補を探すこと。
③情報発信・・・
ツイッターやブログでアウトプットしてもらう。
フェイスブックでグループを作ってアウトプットしてもらったりTwitterでハッシュタグをつけてアウトプットしてもらう。
特にフェイスブックグループを作ったことで、その人のプライベートを知ることができるので交友関係が深まったりもする。

○コミュニティを波及するために「ファーストピン」を狙え
ターゲットとなる一本のピンに対して一個の球を投げその波及効果で、全てのピンを倒していくが大事。
通常のマーケティングだとボールをたくさん投げ全てのピンを倒しにいくのが通常。
それだと時間やコストの浪費がかかるので、ファーストピンだけを狙う戦略で進めて行くのが効率的。

○実践する上で大事なこと
①オフラインファースト
コミュニティ主催者の熱量を伝えやすいのはオフライン。
コミュニティマーケティングは雪だるまに似ている。
はじめにごろごろ回すが大変なので、その最初はオフラインで実施する。回り始めたらオフラインで実施するのもあり。
②コンテキストファースト
何に共感して集まっているのかどうしたいと思っているのか。この設定を最初に行うこと。失敗が集まるのは最初に人を集めてから目的等を設定すること。そうすることで人は分散していってしまう。
③アウトプットファースト
コミュニティが内向きでは広がらない。常に外向きに行う。
毎回のコミュニティでアウトプットしてもらうことを伝える。
「前回はこんな投稿をしてくれていました」や、「今日楽しかった人」と手を挙げてもらいその人たち今日投稿してください。など色々な方法でアウトプットを促す。

○最後に
冒頭でコミュニティを会社でも行なっているとお伝えしましたが、本を読みながら、不動産投資業界にピッタリのコミュニティ運営が形成されているなと強く感じました。この形を作り上げた上司2人は本当に凄いなとつくづく思います。
ただ、コミュニティ運営をする中で、お客様からのアウトプットをどうやったら増やせるのか?横の繋がりを増やすのはどうすれば良いのかなど課題は出てきています。そこに対しするアプローチに対してはこの本にヒントが転がっていると思うので、活かしながら次に進めていきたいなと思います。


○メモ
・拡散させる方法の模索
・アウトプットすることの見返り
・横の繋がりが目に見えないところで行われている??





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