フロッピー・パンツ [転記]

 昔、パソコンの立上げ・データ媒体だった、プラ板風の袋入りペラペラ磁気円盤『フロッピーディスク』は、その大切な裸部分を保護するため、紙製下半分カバー『エンベロープ』に、仕舞っておくものだった。

 それが、人呼んで『フロッピーパンツ』。職場用語で一部の人からは、そう言われてた(言い得て妙かと)。

 従って現場では、時にそのフロッピーを手に持ちながらの、こんな会話が交わされた。

「あれ~、パンツがどこかにいっちゃった」
「唯かパンツ、余ってない?」
「使い古しで良かったら、これ使って」

 今なら、何ハラ(スメント)?。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?