納期厳守
先週の土曜日に本当に久々にオンラインセミナーを受講した。
ZOOMでの講座だったが、長らくZOOMを使用していなかった上今まではほとんどiPadで行っていたため、PCでの操作に少し緊張してしまった。
前日から、この講座は絶対受講するから体調管理しっかりしなきゃと思いつつも、相変わらず夜に寝付けずほぼ完徹で受講。結果、途中うつらうつらなところができてしまった。本当に悩ましいな、体調管理・・・。
現在動き始めている仕事についてのセミナーだったのだが、講師の方がとにかく何度も何度も言っていたのが「納期厳守」。
社会人として当たり前なのは百も承知なのだが、ここにも何度も書いているが、とにかく私は時間管理が苦手。
高校時代は朝の電車に乗るのも一苦労で、田舎で本数も少ないため朝から猛ダッシュ。「朝いつもホームに向かって走っている女子高生」として他校を含め、周囲の学生たちから有名だったと人づてに聞いた時は、恥ずかしくて仕方がなかった。
しかし、この習性は社会人になっても直らず、同様のことはアルバイト時代、会社員時代にも続いた。
バイト時代は、夜勤のバイトだったにも関わらず常に出勤時間ギリギリ。
当時の勤務地は六本木。夜の若者やサラリーマンで溢れる六本木交差点を、人にぶつからないように毎日走っていたため、キャッチの外国人に目をかけられ「キョウモゲンキダネ。」とよく声をかけられた。厳密にいうと、時間に間に合わないから走っているのであって元気なわけではないし、そもそも大通りの交差点をダッシュするのは危険行為でしかない。それでも当時の私は、「早く出勤するより少しでも家にいたい。」を優先していた。
会社員時代も出勤に間に合うギリギリの電車に乗り、電車に乗る度に「10分以上遅れろ」と遅延証明書が発行されることを願い、遅延証明証が出た際には速攻駅員から受け取り、水戸黄門の印籠ばりに上司に高々と掲げていた。
提出物も学生時代から常に期限ギリギリ。
大学の卒業論文は提出日の締め切り時間5分前に半泣きで出した。
(今考えてもよく出せたな・・・という酷い内容の論文だった)。
そして以前のnoteにも書いたように、提出期限をわずかでも過ぎてしまうことも多々ある。なんなら間に合わなかったことの方が、今までの人生ずっと多い。
あくまでもグレーゾーンとしての診断しか出ていないので発達障害のそれとは一概に言い切れないが、特徴はまさしくそのものだ。
でも、当時も今も自分の特性がそれであっても、そうでなくても大事なのは「間に合わないことに対する回避方法」を見つけて実践することであって、今のところうまい回避方法が見つけられていない。
どんなにオリジナリティのある作品を作っても、納期に間に合わなかったらそれまで。
オンライン講座を受講して何より頭に残ったのは、仕事についての具体的なやり方や方法ではなく、仕事に対しての「納期厳守」という現場の声だった。
受講しながら、今までの自身の行動と特性を振り返り「果たしてこの仕事ができるのか・・・。」とすごく不安になったが、どの仕事でも「納期厳守」は当たり前なことで、否が応でも対応しなければいけない問題だ。
講師の方は「納期厳守」とともに「まずは仕事の獲得に向けて動いてみること」とも仰っていた。
不安はたくさんあるが、とにかく今は目の前のことに向かって動いていくしかない。
オンラインセミナーは、改めて自分と向き合ういいきっかけになってよかった。
早速そのセミナーで出された課題があったので、これからやっていくのだが、今回こそは納期に間に合わせよう。