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降りつもる雪 雪 雪 なんの雪〈雪にまつわる2つの名曲〉
寒い!
春は名のみの、なんとか。
首都圏の雪は、もう大丈夫でしょうか。
雪に暮らしを妨げられるのはきついけど、
それが普通の雪国では、雪のことをあれこれ話したりあしらったりしながら、過ごすのが冬。
雪にもいろいろあって。
【粉雪】
寒い時に降る。質感はサラサラ。
北海道や北東北の山間部で、特に寒い時期に降るイメージ。
スキーに最適。
軽いので比較的雪かきしやすい。
雪遊び(雪だるま、雪合戦)には不向き。固まらないから。
【ベタ雪】※ボタ雪などともいう
温度湿度が高めの時に降る。水分を多く含み、とにかく重い。
雪かきが大変。
固まりやすいので雪遊びには向いている。
日本海側の雪国はコレなイメージですが、どうでしょう…
雪の呼び方、で思い出すのが新沼謙治さんの「津軽恋女」(1987)。
子どもの頃、テレビでよく聴いた。
降りつもる雪 雪 雪 また雪よ
津軽には七つの 雪が降るとか
こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪
みず雪 かた雪 春待つ氷雪
(元ネタ、太宰かもしれない)
当時は特になんとも思わず、
♪粉雪なんとか雪雪ザラメ雪~ なんて適当に真似をしたものだけど。
過去には、こんな演歌disすれすれの記事も書いた私なのに
「津軽恋女」のしみること……
大人になって改めて聴いて、良さに気づいた。
雪のいろいろと男女のいろいろが交錯する切なさが、たまらない。
声も素敵です、新沼さん。
この動画ではないけど、昔の歌唱映像みるとさらに素敵なんだよね。
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ところで雪といえば、やはりレミオロメンの「粉雪」(2005)。
この前車のラジオで流れてきたので、思わずフルコーラス熱唱してしまった。
日常会話にだって登場する。
「降ってるよ、さらっさらの粉雪だった」
「♪こなーーーゆきーーーー」
(粉雪って言われると、反射的に歌っちゃうよ)
もう20年近く前の歌なんですね。
20年経って、この存在感。
名曲と言うしかない。