血筋の洗脳
私は父方の血筋、家系が大嫌いです。
あの頃の追体験にしばしお付き合いください。
他人の子どもが何かトラブルやダメな事をしてしまったら、祖母は
あの家の子は躾がなってない。
が口ぐせです。
自分の子ども(私からみたらオジやオバ)たちも結婚をし、他の家系との繋がりもあるので、
その言葉にブーメランが飛んでくるのです。
〇〇だって、そうやんか。
と。
そんな時祖母は必ず言い返します。
それはお祖父ちゃんの血をひいてるから。
と。
自分は悪くない。お祖父ちゃんの血筋に問題があると。
他人は躾。我が子は血筋
祖母や父、父の兄弟曰く、祖母は祖父にとても苦労させられたそうです。
お金を入れてくれない祖父。生きていくために昼夜問わず働きに出る祖母。
誰が子供の面倒を見ていたのか。
祖母は両立していた。と言うけど、色々調べていくと
祖父の両親がみていたという話が濃厚です。
祖母は水商売をしていた母が大嫌いです。
そして、勉強のできない子も大嫌い。
その為私はいつも怒られて、バカにされて、除け者にされていた。
あんたはお母さんの血とおじいちゃんの血の悪いとこどりの子供。と会うたびに言われていた気がする。
大人の都合と自分の基準で人の価値を決めないで!!
あの頃の自分が叫んでる。
生きていたら失敗もある。
おかげさまで私は、学校のズル休みといじめっ子への復讐以外の失敗はなく、周りの大人に可愛がられて育った。
失敗してしまったとき。(法律を犯す又は祖母基準)
いつもその人に向かって言うんです。
オヤジの血や。
子供の頃、お祖父ちゃんがそうやって悪く言われること、自分にその言葉を向けられることがとてつもなく怖かった。
歳を重ねると色々状況は変わっていく。
私の両親の離婚。母のゴタゴタ。
私の反抗期。
短大の入試の日まで
あんたが受かるわけない。失敗する前に諦めなさい。
と助言を賜ったけど、短大へいけなければ、福祉の仕事へ2年早く就職するだけだ。と
受けた短大。
無事合格。
あんたはバァバの血を引いてる!純粋にこれが私の本当の家族や!
と祝ってくれた。
言葉はとても嫌だったけど、見返せた!とうれしかった。
そして、年月は過ぎ、いろんな人と出会っていく中で、去年は自分にとってありえない出会い方をする人と出会えて今ここにいる。
見返せたから、芋掘り完了と思っていたけど
周りが変わっただけだよね。
と言われてハッとした。
自分が変われば周りも変わる。
その証明はしたけど、
あの頃叫んでいた自分はまだあの場所に置いてけぼり。
相当怒ってるし、ヨシヨシとかして欲しくない。
で終わろうとしていましたが、
そうやって書いているときに大好きな仲間の一人から
インスタ消えてるけど大丈夫?
とnoteでメッセージがきた。
心配してくれてるみたい。
鍵はかけたけど、インスタ自体は消えていない。。。なぜだろう?と疑問は残るけど、
世界は暖かい。
こうやって今優しい世界にいる。
あの時蓋してごめんね。
だから出てきても大丈夫だよと言うような絶妙なタイミングで。
そのまんまで価値がある。
バカじゃない。
誰かにバカと思われても価値があるよ。
お芋ちゃん。敷地内に入れてくれてありがとう。
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