日記 腰振るスピードで鳴るブブゼラ
4/21(金) 日記
4月からチーム編成が変わり、他チームからひとり異動してきた。
せっかくだし歓迎会でもやるか!とリーダーが言い出したので会社のすぐ近くの居酒屋を私が予約したのだけど、お店に入ったら他チームの決起会と場所も時間も丸被りしていて「え、なんでいるの???」がそこかしこで飛び交っていた。
端から端まで全員知ってる顔で、高校の文化祭の打ち上げが他クラスと被ったときの気恥ずかしさ(と両クラスの盛り上がり方の差をなんとなく気にしちゃってるあの感じ)を思い出した。
結局吸収合併されて総勢30人弱の飲み会になり、それはそれで楽しかった。
昔、娼夫を題材にした(かなり真面目な)作品で応援上映を開催したら、濡れ場が始まる度に腰の動きに合わせて手拍子が始まったりタンバリンとブブゼラが鳴り響いたり「あとちょっとー!」「ソレソレソレソレ!」「ハイもう一回!」という声が響き渡ったりしてとてつもなく面白かった、という話を聞いてゲラゲラ笑った。
これ、今やったら各所からちゃんと怒られそうだけど正直めちゃくちゃ楽しそう、行きたい。
私も腰の動きに合わせて手拍子したいし太鼓とか叩きたい。
ハッピーで品のある高尚なエロ、人生に必要ですもんね、と言ったら隣に座っていた先輩にここ最近で一番楽しそうだね、と微笑まれた。
ハッピーで品のある高尚なエロの話をしてるときが?一番楽しそう??わたし???
あとたぶんこの映画は別にハッピーで品のある高尚なエロを目指したものではない。
2軒目はハブ、20人で立ち飲み。
いい感じに酔っ払った4つ上の宣伝の先輩が「私さ~~めっちゃ社内恋愛しちゃうタイプなんだよね!しかものめり込むとボロボロになって仕事どころじゃなくなんの、ウケるっしょ!」と突然ご報告してくれて面白かった。
今の業態になる前、まだ人数もそこまで多くない配給会社だった頃の話だからエッその少人数の中で!?恋愛を!?となり、私の中の野次馬たちがキャッキャし始めちゃった。
「この会社だと何人と付き合ったんですか?」と聞いたら「さんにん✌️」とピース付きで言われ、3か2か分かりにくいな、と思いながら「多いっすね✌️」と返した。
3人とも転職し今は誰ひとり残ってないらしいけど、その先輩の社内恋愛事情は社内の大半の人が知ってるらしく上司(取締役)に「本当に気を付けろよ」と度々言われるらしい。ウケる。
「私は同じコミュニティー内ではしないですね、恋愛」と言ったあとで、え、どの口が、、?と我に返った。
もともと好きな人間にしか時間もお金も労力も使いたくないので会社の飲み会も「じゃ!私帰るんで!」と笑顔で去ることが多かったのだけど、転職後の飲み会はなんだか会社っぽくなくて楽しい。
たまには大人と飲むのも悪くないなと思った。
2日続けて終電で帰宅、夜道は少し寒かった。
家に帰ると京都にいる同期から手紙が届いていた。
サブスクと称して月に一回送っていた手紙の最終回。
同期に好きな子ができたから(火種にならないよう)最終回にしたのだけど、その好きな子が彼女になった、と報告があった。
あとは最終回らしく、私や他の同期のいいところ・好きなところがつらつらと書かれていて、相変わらず大げさな人だな~~と笑いながらこっそり泣いた。
冬、毎日眠いなと思っていたけど春になっても毎日眠いな。
というか、わりと常に眠いかもしれない、眠くない瞬間って存在しない。
noteにしてから日記がやたら長くなっちゃう。寝る。
意味もなく取った有給ぼさぼさのきみが得意気に漕いだブランコ #tanka
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