日記 少年ジャンプ的萬田久子
1/24(火) 日記
職場のチャーミング姉さん・アオイさん（仮名、ウルトラキュート、この会社の良心）と仲良し同僚・チヨリさん（仮名、穏やかで優しいが故のオジサンホイホイ、この会社の良心②）とランチ。
チヨリさんが「今日いつもとちょっと雰囲気が違って可愛いです」と褒めてくれて、気恥ずかしくて「なんかデートみたいな服で来ちゃいました、、」と返す。
「デート」という単語だけを聞き取ったアオイさんに最近のデート事情を聞かれ、特にないですけど、と前置きしてからマッチングアプリの話をした。
5人と会って3人が残りましたがそのうちひとりは鬼連絡でちょっと大変なのでそろそろ潮時かも、なので実質ふたりです、までを一気に話す。
アオイさんがキラキラした顔でクソモテヤバ女じゃん！と言ってきて不名誉すぎた。
アプリなんでモテもクソもないです、この3人もおそらく私の他にも女の子います、と弁解、まあ確かにアプリだしね、みんなそれぞれ他にもいるだろうね、に着地。
おもしれ〜人間と出会いたくて始めて、おもしれ〜かもしれない人間には出会えました、と言ったら少年ジャンプじゃんと言われてゲラゲラ笑う。
チヨリさんが「恋愛をゲームみたいに楽しめる人ってすごいですよね」と言っていて、「あ〜いますよね、そういうタイプ」と答えた。
なんかちょっといけすかないですよね、結構苦手なタイプ、と続けようとしたら「アカネさんのことです！」とにっこにこの笑顔でぶん殴られて崩れ落ちるかと思った。アッ私でしたか。
ゲームみたいに楽しめてないです、どちらかというと苦手です、と思ったが言えなかった。
後日、この話を日記交換しているヒロトくんに話したらとても笑われ、そのあと別の会話の時に「そういうところがゲーム感覚って言われるんだよ」とご指摘いただいたのにどの部分を指していたのかすっかり忘れてしまった。
アオイさんは9こ上なのだけど見た目も中身もスーパーキュートで、いつまでも少女性がある人って素敵ですよねとチヨリさんと意気投合する。チャーミングって正義。
子どもっぽいってこと〜！？と言うアオイさんにふたりで違います違いますと言い続けていたら「え〜じゃあなに、ジャンルで言うと私は吉永小百合ってこと？」とキュートな笑顔で言われ、一拍おいてから頷いた。
チヨリさんは吉永小百合、、と2回くらい呟いていて、私はそうですそうですと肩震わせてた。
めちゃくちゃイイ例えなんだけど、絶妙に笑ってしまうのなんでなんだろうな。
ちなみにそのあと「アンタは萬田久子♪」と言われて膝叩いて笑った。もしくは夏木マリとのこと。光栄。
夜は前職のマブな先輩、圧倒的陽キャのフクイさん（仮名、顔面の良さとキャラがあってない）とミニシアター支配人仲間のヤマザキさん（仮名、発する単語ぜんぶおもろい）と新年会。
ここでもマッチングアプリの話。
今何人とやり取りしてるの？と聞かれたので答えたら、「三国志じゃん！ちょっとひとりずつ魏呉蜀に例えて教えて！」と食い気味に言われて面白かった。
フクイさんは意外とアプリ経験がなく、ヤマザキさんはアプリで出会った人と数年前に結婚している。
「陽キャなのにアプリ未経験なの意外」と言ったら「俺はオフラインで活きるタイプだからね」と言っていて確かになと思う。
ヤマザキさんはプロポーズの日にめちゃくちゃ遅刻した挙げ句、「遅れて本当にごめんなさい、そしてちょっと話は変わるのですが結婚してくれませんか」と切り出したと言っていた。怖すぎるだろ。
日常的に、かつ突発的に連絡をできる人がいないのがさみしい、という話をした。
ヤマザキさんは「超分かるわ、俺もそれが唐突に怖くなった瞬間があって、だからアプリを始めた」と言っていて、フクイさんがそれに頷きながら「ふとした奇跡の共有ができるって大事だよね」と答える。
そうだよねそうだよねと頷いていたけど、「ふとした奇跡の共有」があまりにもロマンチックなワードすぎて、そのあと定期的に思い出しては楽しい気持ちになっていた。
ふとした奇跡、共有していきたいよね。
最後、何の話でそうなったか覚えてないのだけど、ヤマザキさんが「感嘆符ふたつ付ける奴が許せない、普通『！』か『！！！』だろ！」と言い出してめちゃくちゃ笑った。
集合直前に私がグループラインに「ダッシュで向かう！！！！！」と送っていて、「5こはどう！？」と聞いたら「奇数だからセーフ」と言われた。よかった。
ちなみに私は『!!』とか『!?』が嫌。半角ってキモい。
一日中好きな人間とだけ話せて嬉しかった、こういう日だけが続けばいいのにね〜と思った。
果てしなく話していました人類はきっとこうして始まりました #tanka